産後クライシスはいつまで続く?原因や解決方法は?
2016/07/05
最近多くなってきているのが産後クライシスです。
以前はそんな名称聞いたことも無かったと思いますが、最近この現象に陥る人が増えてきています。
最悪の場合は離婚してしまうケースも少なくはないので、もしかしたら自分がそうかもしれないと思ったなら原因は何なのか、いつまで続くのか、どうすれば解決できるのかを考えていきましょう。
産後クライシスっていつまで続くの?
出産後、夫婦の愛情が急激に冷めたり夫婦仲が悪化する現象のことを産後クライシスと言います。
テレビでも紹介されたことがあるので聞いたことがあるという人もいるかと思います。
昔はこんなものなかった、と思うかもしれませんが、はっきりとした名称が無かっただけで実際は昔からあった現象かもしれません。
【出産後2年以内に起こることが多い】
産後クライシスに陥る人の多くは子供を出産してから2年以内に起こるのだそうです。
もちろん2年以上経ってから起こることもあるかと思いますが、大体がこの期間に陥るようですね。
【いつまで続くかはその人でさえも分からない】
産後クライシスがいつまで続くかはその人にしか分かりません。
もしくは本人でさえもいつになったら解決できるのか全く分かりません。
産後クライシスに陥っていたとしても子供が成長するまでは、と我慢し続けて子供が自立したのをきっかけに熟年離婚するケースもあります。
なのでいつまで続くのかは誰にも分からないのです。
産後クライシスに陥る原因ってなに?
産後クライシスに陥る原因は人によって違いますが、いくつかに分けることができます。
◆優先順位が夫から子供に変わる
今までは夫へ愛情の全てを向けていたと思いますが、子供ができたことをきっかけに夫へ向けていた愛情の多くを子供に向けるようになります。
これまでは夫の優先順位は不動の1位だったかもしれませんが、子供を産むと1位が子供その次が夫になってしまいます。
◆夫の行動や態度が出産する前と変わらない
妻は朝から晩まで付きっきりで赤ちゃんの世話をしたり家事などをしているのに、夫の態度は全く変わらないことも原因の一つです。
育児に参加せず自分の趣味に没頭したり、手が空いているのにオムツを換えてくれなかったり、妻と子供を置いて遊びに行ってしまったりなど夫が育児に全く参加しないことが産後クライシスの原因になることもあります。
◆ホルモンバランスの乱れでイライラしやすくなっている
出産をするとホルモンバランスが乱れます。
それに加えて授乳や夜泣きなど育児を夜遅くまでしていることでさらにイライラしてしまうことがあります。
そこに夫が発した何気ない一言が加わることでそのイライラが爆発してしまったりイライラして夫に当たってしまうようになります。
産後クライシスの解決法ってあるの?
産後クライシスを解決したいと思っているのでしたら夫との話し合いだけではなく周りの協力も重要になってきます。
【実家の母親に話を聞いてもらう】
育児でイライラしていることや夫に対する不満があるのでしたら実家にいる母親に愚痴を聞いてもらったり時には育児を手伝ってもらうのも良いでしょう。
実家に帰って育児のこと、夫のことなどを話すことでスッキリできたりしますし、母親は自分の子育てをしている時はどんな風だったかなどを聞いてみるのもいいかと思います。
母親は子育ての大先輩でもあるので参考になることもあると思いますし、母親との会話で解決方法を見つけられるかもしれません。
【少しだけでもいいから夫に育児、家事を手伝ってもらう】
育児、家事を半々にするのは負担が大きくなるので少しだけ手伝ってもらうようにしてみてください。
子供のお風呂と朝のゴミ出しを夫に担当してもらってその他を妻がやる。
曜日ごとに担当するものを変えるなど、ほんの少しだけでいいから手伝ってほしいと相談してみてください。
そして手伝ってくれたらしっかり感謝することも忘れないでくださいね。
頭で思っているだけではなく口で伝えることが重要ですので少しずつ取り組んでいくようにしましょう。
まとめ
産後クライシスは思っている以上に周りの人の助けが重要です。
これからも家族みんなで楽しく過ごしていきたいのでしたら少しずつゆっくり協力しながら育児や家事をしていくようにしてみてください。