猫の噛む爪とぎなどのしつけ方法で叩くのはダメ?スプレーとは?
最近猫を飼いはじめたという人もたくさんいますが、慣れていないと猫のしつけなどいろいろ苦労させられたりするものです。
しつけで特に大変なのが噛み癖だったり爪とぎといったものです。
飼い主が怪我をする恐れがありますし、柱で爪とぎをされてしまうとボロボロになってしまうのできちんとしつけられるようにしていきましょう。
猫が噛むのをやめさせるしつけ方法は?
どんなに猫がかわいいと思っても手や足などに噛みつかれると痛いですし泣きたくなってきますよね。
好きなようにさせてやりたいですが怪我をしてしまってはいけません。
それに猫の方が上だと思われてしまうと主導権を握られてしまうのできちんとしつけていくようにしましょう。
【噛まれても指を引っ込めない】
子猫の頃は特に本気で噛んできますよね。
思わず手を引っ込めてしまうくらい痛い時もありますが、しつけをするのであれば痛くても我慢をしないといけません。
無理に引っ込めると歯で指を切ってしまうことがあります。
ですので、噛まれた時は噛まれた指を猫の上あごに押しつけます。
力の限り押し付けるのではなく少し口が開く、または押す程度で構いません。
この他にも噛まれた手とは反対の手で猫の口を押えてみたり、指を離した後に口を押えるという方法もあります。
【大きな声を出す】
指で押したり押さえたりするのに抵抗があるのであれば「痛い!」と大声で言ってみるのもアリです。
痛い!じゃなくても「やめて!」でも良いです。
飼い主の指を噛んだ時に大きな声を出すことで徐々に加減してくれるようになるだけではなく、舐めてくれるようにもなりますよ。
叫ぶ時は猫の目を見ることを忘れずに。
どちらの方法も一度で効果があるというものではありません。
何度も根気よくしつけていく必要があります。
猫の爪とぎはどうやってしつければいいの?
所構わずやられて困るのが爪とぎです。
柱や壁など好き放題に爪とぎされると家がボロボロになってしまいますよね。
そんな時は以下の方法を試してみてください。
■爪とぎをしたことがある場所に爪とぎ用の段ボールや市販の爪とぎを設置する
部屋のどんな所で爪とぎをするのか確認して、その場所に段ボールや市販されている爪とぎなどを置いてみてください。
市販されている爪とぎの中には寝かせた状態で使うタイプのものや柱などに立てかけて使うタイプのものなど色んな種類がるので一度見てみるといいでしょう。
■爪とぎにまたたびなどのにおいを付ける
専用の爪とぎを使ってほしいのであればまたたびなど猫の好きなにおいを付けておくといいですよ。
市販のものだとまたたびの粉が付いているのでとっても便利です。
においに誘われてやってきますしそこで爪とぎができることを知ればきっとその場所でやるようになりますよ。
ただし、好みがあるのでいろいろ試す必要があります。
猫のしつけで叩くのはダメ?
昔はしつけの為に叩いていたという人も多くいるかと思います。
しかし、叩くことでしつけになっていると思っているのは飼い主だけです。
猫にとっては叩かれて嫌な思いをした、飼い主のことが嫌いになったという感情が生まれてしまう可能性があります。猫によっては今度からはもっと上手く、見つからないようにしようと思ったりするので効果は無いに等しいです。
また、やり過ぎると飼い主に怯えてしまい一生懐いてくれなくなることもあります。
なので、悪い事をして叱る時は猫が悪い事をした時に「こら!」と叱るようにします。その時に叱らないと意味が無いので大分時間が経ってから怒っても意味はないです。
また、名前を呼びながら叱ると、名前を呼んだ時に叱られていると勘違いさせてしまうので叱る時に名前は呼ばないようにしましょう。
猫しつけスプレーってどんなもの?どうやって使うの?
猫のしつけアイテムとしてスプレーがあります。
猫用のしつけスプレーなのですが、これには猫が嫌がる香りが含まれています。
これをイタズラされたくない場所、おしっこやマーキングといったものをしてほしくない場所にスプレーします。
すると猫がその場所に近寄らなくなるというものです。
時間が経つと臭いが消えてしまいますし、効果があまりない場合もあるのでそこまで過度な期待は持たないようにしましょう。
ただ、一時的な効果は期待できるので一度買って試してみてください。