夏の大三角形 星座の方角と動き方は?いつ見れる?星の名前は?
夏にしかできないこと、見られないものというのはたくさんあります。
例えば夏の大三角形ですね。
夏の星座と言えばこれだ!と言うくらい有名なので知っている人もたくさんいるはずです。
ただ、名前は知っていてもどれが夏の大三角形なのか分からないという人も多いんじゃないでしょうか?
夏の大三角形ってどんな星座?
夏の大三角形は大きな星座のことだと思っている人も多くいるかもしれません。
しかし、これは一つの星座ではなく3つの星座からできています。
3つの星座を線で結ぶと三角形になることから夏の大三角形と呼ばれています。
■3つの星座とは?
【こと座のベガ】
この星座は0等星というとっても明るい星座で、織姫星とも呼ばれていますね。
空を見上げてその中で最も明るい星を見つけたらそれがベガである可能性が高いです。
【わし座のアルタイル】
アルタイルは1等星でベガに続いてとても明るい星です。
彦星とも呼ばれている星ですね。
【はくちょう座のデネブ】
アルタイルと同じく1等星の星座です。
夏の大三角形はベガを見つけることができれば後は他の星座も簡単に見つけることができます。
この星座を見ると夏が来たんだな~、と思うこともできますし誰かに自慢したり教えてあげることもできるので覚えておくといいかもしれませんよ。
夏の大三角形はどの方角で見られるの?
空をテキトーに見上げていれば簡単に見つけられるかもしれませんが、早く見つけたいのであればどの方角を向くと見つけやすいか知っておくといいでしょう。
■まずは東を向く!
夏の大三角形を見つけたいと思っているのであればまずは東の方角を向いて空を見上げてください。
見上げたら視線を西の方にずらしていくと他の星座とは明らかに明るさの違う星座があります。
他の星座とは全く違うとても明るい星を見つけたらそれがベガです。
■ベガを見つけたら南東の方を見る!
無事ベガを見つけることができたらその一から今度は南東の方へ視線をずらしていきます。
するとベガよりかは明るくないものの、他の星座より明るい星を見つけることができるかと思います。
それがアルタイルです。
この二つの星座を見つけることができれば後は簡単ですね。
最後に東北東の方へ目線をずらすとアルタイルと同じくらい明るい星を見つけることができます。
それぞれの星座を見つけることができれば夏の大三角形の完成です!
夏の大三角形はそれぞれがかなり近い場所にいるというわけではありません。
もしかしたら自分たちが思っているよりも距離が離れている可能性もあるので、なかなか見つけられない場合は少しずつ探す範囲を広めていくといいですよ。
夏の大三角形の動き方ってどんな感じ?
夏の大三角形など、星を見る時はその時間帯によって場所が変わってしまうと思っていませんか?
星同士の距離が変わってしまったりするのでは?と思うかもしれませんが、実際はそんなことはありません。ただ、地球は自転しているので見る時間帯によっては少しばかり位置がずれてしまっているかもしれませんね。
しかし、星が動くということはないので星同士の距離が変わってしまったりすることは無いでしょう。
夏の大三角形が綺麗に見られる時期は いつ?
織姫星や彦星とも呼ばれている星座があるのでできれば七夕に見たいと思っている人もいると思います。
タイミングよく綺麗に見られると嬉しいですが、もっと良く見たいと思っているのであれば8月上旬頃に見てみると良いですよ。
七夕の時期はまだ梅雨だったりして綺麗に見れないことが多いです。
ですが、8月であれば梅雨はもう明けているので綺麗に見られるかもしれませんよ。
時間帯は大体20時~22時くらいですね。
夜更かしといった時間帯でもないですし起きている人も多いと思うのでこの時期、時間帯に狙ってみるといいでしょう。
まとめ
星は見ているだけでも笑顔になったり言葉を失うくらい見惚れてしまうものです。
星の名前が分からなくても十分綺麗だと思えますが、できればいろいろな星座を知りたい、夏の大三角形を見つけるコツを掴みたいと思っているのであれば星座のスマホアプリをゲットしてみてください。
アプリによってはスマホを空にかざすだけで星座の名前が分かるというとっても便利なものがあるので星座にあまり詳しくない人におすすめですよ。