エコノミー症候群の症状や予防法とは?グッズで体操で予防できる?
飛行機に乗る時はもちろんですが、車・バスなどに乗る時、デスクワークでずっと座りっぱなしであまり体を動かすことの無い状態が続く時はエコノミー症候群に気を付けないといけません。
この病気を軽く見ている人、そこまで怖い病気ではないと思っている人が多いですが、実際はこの病気が原因で死亡するケースもある非常に恐ろしい病気の一つですので十分注意しましょう。
乗り物に乗っている時以外にも仕事をしている時に起こる可能性がありますので、普段から注意して防ぐ必要があります。
エコノミー症候群の症状には何がある?
■エコノミー症候群の症状
・むくみ
・軽い痛み
・腫れ
この状態の時はまだ血栓ができていないことが多いのですが、すでに血流が悪くなっている場合があります。
この他にも
・赤くなっている
・血栓周辺がだるいと感じる
といった症状もあります。
気が付かずにそのままの状態を放置していると次第に膝の裏、太ももの奥、足の裏といった所に血栓ができてしまうようになります。
なかなか初期症状で気が付かないこともありますが、片足だけむくんでいたりそこまで痛くはないけれどちょっと足が痛いといった時はずっと座り続けていたことが無いかなどを思い返してみるといいでしょう。
もし何か思い当たることがあるのであれば念のために病院へ行って調べてもらうのもいいかもしれません。
エコノミー症候群の予防法って何かない?
エコノミー症候群を予防したいと思っているのであればこれから紹介する方法を試してみるといいですよ。
【1.足を定期的に動かす】
乗り物に乗っていたり仕事をしている時はじっとしていることが多いですよね。
とくに仕事の場合は目の前の仕事に熱中するあまりずっと動かずにいることも多くあります。
ですが、そうやって動かないでいるとエコノミー症候群になってしまう可能性が高くなるので、1時間、長くても2時間に1回は足を動かすようにしてみてください。
椅子に座ったまま足を伸ばせるのであれば座った状態で足を上下にばたつかせてみてください。
動けるような場所にいるのであれば歩いてみたりつま先立ちをして伸びをしたり、かるくふくらはぎを揉むようにするのもいいですね。
とにかく血流を良くすることが大切ですのでこまめに足を動かすことを心がけてみてください。
【2.水分補給をしっかりとする】
エコノミー症候群に水分補給なんて関係ないんじゃないの?なんて思ってしまうかもしれません。
しかし、エコノミー症候群は血液がドロドロの状態の時になりやすいので意外と関係あるんですよ。
飛行機に乗っていると湿度がかなり低くなってしまうため体から水分が出ていきやすくなります。
自分では平気だと思っていても思っている以上に水分が無くなってしまうので例え喉が渇いていなかったとしても水分補給はこまめに行うようにしてください。
この時の注意点として
・コーヒーや紅茶などカフェインが含まれている飲み物
・アルコール
といったも飲み物は避けるようにしてください。
コーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物やアルコールが含まれている飲み物には利尿作用があり、水分補給をしているつもりでも逆に水分が無くなってしまいます。
なので、こういった飲み物はなるべく避けるようにしてくださいね。
エコノミー症候群を予防するグッズがある?
普段から使っているグッズの中にはエコノミー症候群に効果のある物がいくつかあります。
【変圧機能のあるソックス】
普段からむくみ改善の為に着圧靴下などを使っている人が多いともいます。
特に女性だと多くの人が使っていると思いますが、場所によって圧力が変化している靴下であれば足の血流が悪くなるということを防げたりするのでおすすめです。
商品によってはマッサージ効果を期待できるものもあるので持っていないのであれば買ってみるといいですよ。
【美容目的のローラーで予防】
美容の為にマッサージ効果などがあるローラーを使っている人も多いはずです。
このローラーもエコノミー症候群の予防に効果があるとされているので、足全体をマッサージする時に使ってみてください。
ローラーで刺激をすることで効果的に血流を改善することができるようになります。
エコノミー症候群を予防する体操って?
一つの場所でずっと座ってしまうと血液の流れが悪くなるだけではなく血栓もできやすい状態になってしまいます。
放っておくのは良くありませんので、きちんと体操をしたりしてエコノミー症候群を予防していきましょう。
とっても簡単ですし場所も取らないのでずっと座りっぱなしだなと思った時などにやってみてくださいね。