熱中症の症状で子供が発熱や頭痛ときは?熱中症対策のグッズはある?
2016/06/03
熱中症は大人でもかなり辛いものがあります。
場合によっては死亡するケースもあるのでたかが熱中症と侮ることはできません。
ただ、大人であれば症状が出た時に体調の悪さを訴えることもできます。
自分で涼しい場所に入ったり水分補給をして休んだりすることもできるでしょう。
しかし、子供の場合はそうはいきません。
高校生くらいになれば違いますが、小さい子供の場合は自分で対処することはもちろん親に訴えることもできなかったりします。
子供でも熱中症になることは当然ありえることですので、すぐ変化に気が付けるように熱中症の症状などをよく覚えておくようにしましょう。
熱中症の症状で子供の場合は発熱がある?
子供は大人よりも熱中症にかかりやすいと言われています。
元気に遊んでいるな~と思っていても次の瞬間にはボーっとしていたり倒れてしまったりということもあるので十分気を付けましょう。
熱中症の症状はいくつかありますが、その中の一つが発熱です。
これは何も子供だけに起こる症状というわけではありません。
発熱の原因は汗の出し過ぎです。
人間は汗をかいたりすることで体温が上がり過ぎないようにしているのですが、大量に汗をかいてしまうと体内の水分量がかなり減ってしまっているため汗をかけなくなってしまいます。
汗をかくことができなくなると体温を下げたりすることができなくなるためどんどん熱くなってしまうのです。
発熱も十分大変な症状ですが、こうなると体内の水分がかなり少なくなっているため脱水症状に陥っている可能性があります。
なのでもし、汗もかかずに発熱しているのであれば熱中症になっていると疑った方が良いでしょう。
脱水症状をそのままにしておくと脳にまでダメージがいってしまうのでこうなる前にきちんと水分補給をさせないといけません。
熱中症の症状で子供が頭痛を訴えている時は?
熱中症の症状として現れるのは
・頭痛
・発熱
・けいれん
・めまい
・動悸
・嘔吐
・汗をかかない
といったものです。
その中の頭痛を子供が訴えている時はどんなことをすればいいのでしょうか?
頭痛の症状が出るのは長時間暑い所で遊んでいたりしてその場にずっといることで汗を大量にかいてしまいます。
水分補給をしていればまだいいですが、水分も取らずに遊び続けていたりするとどんどん水分量が少なくなり脱水症状を引き起こす原因になります。
水分が少なることで血圧も低下してしまうので頭痛という症状が起こるのです。
頭痛を訴えている時などはすぐに涼しい場所に移動させて塩分やミネラルが含まれているような飲み物を飲ませるようにしてください。
ボタンやチャックがあるのであれば、少し緩めて風が入ってくるようにするといいですよ。
子供の熱中症を防ぐ対策グッズは?
子供に使ことのできる熱中症対策グッズはたくさんあります。
赤ちゃんであれば、赤ちゃんの乗っているベビーカーに使える保冷シートといったものもあります。
自分で歩き回れるくらいのお子さんであれば首に巻くタイプの保冷タオルがおすすめです。
水で濡らして首に巻いているだけでいいアイテムなので子供でも簡単に使えますよ。
外で遊ぶのが大好きな子供はたくさん汗をかいてしまいます。
汗を出すと水分量が少なくなってしまうのでこまめに水分補給をさせるようにしましょう。
理想としては経口補水液などがいいですね。
最近では熱中症対策としてお店でも売られているので気軽に買うことができるかと思いますよ。
また、服に使う冷却スプレーといったものもあります。
このスプレーは服に吹きかけることでひんやり涼しくすることができるようになるんです。
熱がこもってしまうと汗もたくさんかいてしまいますが、冷却スプレーを吹きかけることで1日中涼しく快適に過ごせるようになります。
ただ、何度かスプレーをし直さないと効果が無くなってしまうので注意してください。
まとめ
子供が外で元気に遊んでいるのはとても良い事ですが、そのままの状態を放置していると子供の体が危なくなってしまいます。
熱中症は命の危険もあるので親が傍にいるのであればきちんと見守ってあげるようにしましょう。
症状が軽いうちであればすぐに回復していきますが、大分進んでしまってからだと意識障害なども起こってしまう恐れがあります。
辛い目に合わせたくないのでしたら子供の行動や様子に気を付けてあげるようにしてくださいね。