手足口病の大人の症状は軽い?かゆみ・しびれ治療法は?期間はいつまで?
手足口病は小さい子供にしか感染しないと思っていませんか?
確かに手足口病というと保育園などに通っている小さい子供がかかるイメージが強いですし、テレビなどで取り上げる時も子供が中心になっていますよね。
だからついつい大人は油断してしまうかと思いますが、大人だからといって絶対に感染しないとは言い切れませんよ。
大人でも場合によっては手足口病にかかってしまうことがありますし、子供よりも辛い目に遭ってしまうこともあるので十分注意しなければなりません。
大人の手足口病は症状が軽い?それとも重くなる?
子供の場合も熱が出たり水泡などが出来たりしますが、手足にできる水泡は痛くもかゆくもないと言われています。
だから大人でも言うほど辛くはないのでは?と甘く見ていたりしませんか?
軽い症状で済んでほしいと思う所ですが、大人の場合は子供よりも症状が重くなるケースがあります。
大人の場合も熱が出たり水泡などができるようになります。
ただ、熱は39度を超えるような高熱が続いたり、手や足の裏などにできた水泡が激しく痛みます。
口の中にできた水泡(口内炎)は喉の奥にできてしまうこともあり、これがかなりの激痛になるそうですよ。
この他にも頭痛や倦怠感、嘔吐といった症状も現れますし、回復してから1、2か月後に手足の爪が剥がれてしまうケースもあるようです。
ただ、こういった症状が全ての人に現れるわけではありません。
軽い症状で済むこともありますが、どちらにしても感染しないように日頃から注意しておいた方がいいですよ。
手足口病の症状としてかゆみ・しびれを感じることも
大人が手足口病に感染すると痛みを感じることがよくあります。
この他にも強いかゆみを感じることもありますが、人によってはかゆみと同時にしびれを感じることもあるそうです。
かゆみやしびれといったものにも個人差があるので必ずこうなるとは言えませんが、チリチリとした軽いしびれを感じたりもっとはっきりとしたしびれになることもあります。
どうやって改善していけばいいのか…それは、ひたすら耐えるだけです。
あまりにもかゆみが酷かったりしびれが辛かったりする場合は抗ヒスタミン薬などを塗ったりして症状を抑えるようにすることもできますよ。
薬を塗るほど強く現れていないのであれば治まるまで待つようにしてください。
大人の手足口病の症状はいつまで?潜伏期間はどのくらいなの?
子供に比べて大人の場合は症状が重くなることもあります。
だからできるだけ早く治ってほしいと思う所ですよね。
【手足口病の潜伏期間について】
症状が出る前の潜伏期間は大体3日~5日程度と言われています。
潜伏中に気が付くことはなかなかできないのでどうすることもできませんが、覚えておくと何が原因で感染したのかをある程度特定することができるかと思います。
潜伏期間中は特に症状も出ていないし感染もしないだろうと思っているかもしれません。
しかし、実際は潜伏期間中であったとしても感染力はあります。
だから知らず知らずのうちに周りの人に感染させてしまっている可能性もあるんですよ。
【手足口病の症状はいつまで続くのか】
症状が重くなってしまった時は1日でも早く治ってほしいと思うものです。
しかし、症状は短くても1週間、長くなると10日間も続くと言われているのでほんの数日で治るというのは少ないかもしれません。
まとめ
手や足の裏はもちろんですが、喉の奥も口内炎ができて激痛を伴うことがあります。
そうなると食べることも飲み物を飲むことも難しくなってしまいます。
痛みを感じたくないからといって何も食べずにいると脱水症状になることもありますし、そのまま食欲が低下してしまいます。
あまりにも辛い場合は病院へ行って治療してもらった方が安心できますよ。
また、手足口病は胃腸風邪の一種なので下痢をすることもあります。
子供よりも症状は軽い、そもそも大人は感染しないと油断していると重い症状に悩まされることになりますので、普段から予防はしっかりとしておくようにしましょう。
とくに免疫力が低下している時は手足口病に感染しやすい状態になっているのでさらに注意しないといけません。