手足口病の幼児の症状!保育園は何日休む?登園はいつすればいい?
手足口病は主に幼児にかかりやすい病気として知られているかと思います。
ですが、免疫力が低下してしまっている状態だと大人でも感染する恐れがある病気なので油断してはいけませんよ?
手足口病は夏を代表する夏風邪の一種ですが、最近になって患者の数が増えたことで冬でも感染することのある病気になりました。
もしかしたら自分の子供がこの病気になる可能性がありますので、異変にすぐ気が付けるようにどんな症状があるのか、感染したら保育園や幼稚園などは行けるのかなどをしっかりと覚えておきましょう。
手足口病にかかった時に幼児に現れる症状ってどんなもの?
【初期症状】
手足口病の初期症状として現れるのは発熱やかゆみといったものですね。
発熱は2~3日程度続くことがあり、かゆみは人によって個人差があります。
【その他の症状】
・水泡や発疹
・食欲の低下
・脱水症状
・高熱
・下痢
水泡や発疹といったものは手足口病という名称の通り、手のひらや足の裏、足の付け根、膝裏、口の周りや口の中にできることがあります。
この他にもおしりにできることもありますが子供の場合、手足の水泡なら痛みやかゆみといったものを感じることはないようですね。
ただ、口の中にできた水泡などによって食べ物が食べられなくなったり飲み物が飲めなくなったりします。
その結果として食欲の低下や脱水症状が起こることがあります。
手足口病にかかったら保育園は何日休むようになるの?
手足口病は感染するからインフルエンザなどのように登園が禁止されるのでは?と思うのではないでしょうか?
しかし、実際は出席停止の義務がないのでそこまで厳しくはないんですよ。
ただ、病院に連れていった時に小児科の医師が「2~3日休ませた方がいい」などと判断した場合はそれに従ってゆっくりと休ませてあげるようにしてくださいね。
何日休むことになるかはその子の症状によって大きく変わります。
発熱などが酷い場合はその分長く休むことになるでしょう。
無理に登園させると子供に大きな負担をかけるだけではなく周りの子供たちにも迷惑をかけることになるので保育園の先生や医師の指示には従うようにしてくださいね。
手足口病が治るまで保育園に登園できないの?
上でも書いたように手足口病に感染したからといって登園できないというわけではありません。
医師が許可を出せば登園させることができます。
ただ、医師と保育園側との間で手足口病に関する認識にちょっとしたずれがあるようなので、医師が許可を出しても保育園側が渋い顔をしてしまうこともあるようですね。
ですが、医師に言わせると発疹が無くなったからと言って感染しなくなるというわけではなく、発疹が無くなった後もしばらくは感染することがあるから発疹の有無は関係ないのだそうです。
では、なぜ登園できないのかというと、熱が出るからですね。
個人差はあるものの子供によっては高熱になることもあるので、それが落ち着くまでは家で安静にしている必要があるのです。
その他にも判断基準はいろいろありますが、熱などの症状が落ち着けば登園することができるようになります。
ですが、保育園は発疹が気になってしまってそれが消えるまでは休んだ方が良いと思っていることが多いようです。
全ての保育園がそうだということではありませんが、意見が食い違うことが多くあるようですので気になる場合は少し多めに休ませるのもアリかと思いますよ。
ただ、登園に関してはそこまで厳しい決まりがあるということはないです。
まとめ
手足口病というと水泡や発疹といったものが目立つのでそればかりを気にしてしまいますよね。
何となく感染力も強そうだし感染したら登園もしばらくの間は難しいのでは?と思っていた人も多いと思います。
実際は厳しい決まりがあるわけではないのですが、その分心配をし過ぎる保育園の場合は面倒なことが多くなったりします。
他の子にできるだけ感染させたくないという気持ちはわかりますが、ある程度はっきりとしたルールなどが無いと親としてはどうしたらいいものかと困ってしまうものがありますよね。