猫がエサを何度も吐くのはなぜ?食べない原因と対処法とは?
猫はよく吐くことがある動物でもあるのでそこまで頻繁でなければ問題ないことが多いですが、エサを何度も吐くなど通常とはちょっと違う様子の場合は心配になってしまいます。
問題なければ良いのですが、場合によっては病気の可能性もあるので何が原因になっているのか、対処法はあるのかなどをこれから見ていきましょう。
猫が何度もエサを吐くけど問題はない?
吐くとは言っても滅多に吐かなかったり、吐いたとしてもその後にケロッとしているのであれば問題ないことが多いので様子見でも大丈夫かと思います。
ですが、何度も吐いていたり何を吐いたかによっては病気の可能性も考えられるので、慎重に冷静に対処していく必要があります。
もし何度もエサを吐く場合は、吐くという症状だけではなくその他の症状や特徴といったものもしっかりとチェックしていく必要があります。
【チェックすべきポイント】
■吐き方
■吐くタイミング
■熱があるか
■吐いた後の猫の様子
■おしっこの回数や量
この他にもチェックしておいて損は無いポイントはありますが、とりあえずこれらのことを確認してみてください。
ノートに記録するようにすると後でわかりやすくチェックできるのでおすすめです。
猫の状態や症状によっては問題ないこともありますが、中には病気や寄生虫などの疑いがあるものもあるので決めつけずにひとつひとつ確認していきましょう。
猫が吐くのとエサ食べないのは危険な状態?
猫が吐く、エサを食べないからといってすぐに危険な状態とは言い切れません。
原因によっては全く問題ないこともありますのでまずは飼い主が冷静にならないといけませんよ。
まず食欲不振というのはどのくらいエサを食べない状態のことを言うのかということですが、最後に食事をしてから24時間何も食べていない状態の時は食欲不振と言って良いでしょう。
何も食べないというのはエサだけではなく普段あげているおやつもです。
おやつは普通に食べるけれどエサは食べないという場合は単に今与えているエサに飽きている可能性があります。
ただ、おやつも食べないしエサも全く食べないという場合は病気の可能性がありますので他にも症状が無いかチェックしてみてください。
【病気が疑われるその他の症状】
・便秘
・下痢
・尿の量が多い
・よだれがダラダラと流れている
・水をたくさん飲む
・口臭
・尿の色が濃い
・呼吸が荒い
・発熱
・お腹が腫れている
こういった症状が出ていると病気の可能性があります。
すぐには危険な状態にならないものの早めに診てもらった方が良い症状もありますし、かなり危険な症状などもあったりします。
どちらにしても病気が疑われるのであればすぐに動物病院に連れて行くようにしてください。
猫が吐く原因と対処法は?
猫が物を吐く原因は様々です。
特に問題はないものもあれば放っておくと危険な病気である可能性もあります。
少しでもおかしい場合は病院に連れていった方が良いですが、それを判断するためにもまずは原因を見つけて対処法を試してみてください。
【猫が吐く原因】
・寄生虫やウイルス
・泌尿器系の病気
・消化器系の病気
・膵臓や肝臓の病気
・糖尿病
・早食い
・ストレス
・毛玉
何かしらの病気にかかっている疑いがあるとただ吐くだけではなく、プラスして他にも気になる症状が出てくることがあります。
おしっこの量が多かったり回数が多くなる、または減る、ぐったりしている、熱があるなどの症状ですね。
寄生虫がいる場合はお尻がかゆそうにしていたり、お尻や便に米粒のような白いものが付いていることがあるのでそれにも注意して見てみると良いでしょう。
吐くだけではなく他にも気になる症状があるのであれば放置したりせず、必ず動物病院に連れて行ってください。
チェックする時はノートなどに吐いたものの状態やその他の症状を書いておくと分かりやすいです。
言葉にして伝えづらい時はスマホで吐いたものや便、尿の状態を撮影しておくと医師に説明する時に説明しやすくなります。
【早食いや毛玉の対処法】
早食いの時は1回にあげる量を減らしてその分食事の回数を多くすると良いかと思います。
たったこれだけのことかもしれませんが意外と効果があったりします。
早食いで戻したものは後で猫が食べてしまう可能性もあるので、見つけたらすぐに処理しておくようにしてくださいね。
毛玉を吐く回数を減らしたい場合は毎日きちんとブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげるようにしたり、毛玉対策がされているエサを与えるようにすることで吐く回数を減らすことができるようになります。
換毛期は特に抜け毛が多くなるので毎日しっかりブラッシングしてあげましょう。
猫とのコミュニケーションにもなるのでやっておいて損になることはないですよ。