脇汗の黄ばみの落とし方は?黄ばみの原因と洗剤の選び方について
脇汗をかくことは悪いことではありません。
むしろ良いことなのですが、脇汗をかくと日にちが経った時にそれが黄ばみになってしまうのでそうなった時が厄介だったりします。
どうしたら黄ばんでしまった脇汗を綺麗に落とせるのか、その方法を見ていくことにしましょう。
脇汗の黄ばみを綺麗にする落とし方を教えて?
■塩素系漂白剤
脇汗の黄ばみを落とす時は漂白剤を使うことが多いと思います。
白い服であれば色落ちの心配も無くなりますし、綺麗に落とせるのでその方法を使うことが多いですよね。
ただ、場合によってはしっかり落ちないことがあります。
そんな時は水ではなくお湯にしてみてください。
脇汗の黄ばみの原因の一つは皮脂と言われています。
皮脂は油のようなものなので水よりもお湯で着けておいた方がしっかり綺麗にすることができますよ。
■台所用洗剤
いつも使っている台所用洗剤を黄ばんでいる部分にかけて使わなくなった歯ブラシなどを使って擦っていきます。
擦る時は力を入れ過ぎないように優しくやるようにしてくださいね。
汚れが浮き上がってきたら40~50度程度のお湯に漂白剤を入れて、そこに服を浸け30分くらい放置した後に洗濯をして終了です。
色物に使う場合は必ず目立たない部分で色落ちしないか確認してから行うようにしてください。
■重曹と酸素系漂白剤
洗濯用の重曹と酸素系漂白剤をそれぞれ同じ割合にしてから混ぜていきます。
ペースト状になったら黄ばみ部分に塗ってアイロンのスチームやドライヤーで熱を加えます。
ドライヤーを使う場合は乾燥してしまうことがあるので適度にぬるま湯を入れたスプレーで吹き付けるといいですよ。
熱くし過ぎると服をダメにする恐れがあるので40度程度を意識しながら温めていってください。
十分温めたら後は洗濯機で洗濯をして終了です。
こちらの方法でも色落ちに気を付けながら行うようにしましょう。
そこまで難しい方法でもありませんし、手に入りにくいものを使っているわけでもないのでどれもすぐに試すことができるかと思います。
脇汗の黄ばみの原因ってなに?
脇汗の黄ばみはワキガの証拠だと言われていたりするので、シャツなどに黄ばみができてたりするとショックを受けてしまいますが必ずしもそうであるとは言えません。
黄ばみができてしまう原因はいくつかあるのでひとつひとつ確認していきましょう。
■汗腺
汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺という2つの汗腺があります。
どちらからも汗が出てくるのですが、このうちアポクリン腺から出る汗には糖質、たんぱく質、脂質、アンモニアといった成分が含まれています。
更には黄ばみの元とも言われているリポフスチンという成分も含まれているのでこれらの成分が原因で黄ばんでしまうとされているのです。
エクリン腺から出る汗は基本的に色も臭いも無くサラサラとしているのですが、汗腺機能が低下してしまうとエクリン腺から出てくる汗にも鉄分やミネラルといった成分が含まれるようになったり色が濃くなってしまうことがあります。
なので、エクリン腺からの汗は大丈夫だと油断することはできませんよ。
■制汗剤
脇汗対策に制汗剤を使う人はたくさんいます。
特に夏になると汗をかきやすくなるので毎日しっかり使うと思いますが、制汗剤と汗が混ざり合うことで黄ばみに繋がることがあるので使い方には注意しないといけません。
■柔軟剤
洗濯の時に使っている柔軟剤にはシリコンで衣類をコーティングする効果があります。
良い面もあるのですが、コーティングすることによって汚れが落ちにくくなってしまうこともあるためそれが原因で黄ばみ汚れができる場合があります。
脇汗の黄ばみにはどんな洗剤がいいの?
普通に洗濯しただけではなかなか綺麗にできない黄ばみには中性洗剤を使うと綺麗になることがあります。
上でも少しだけ紹介していますが、台所用洗剤や固形せっけんでも黄ばみを落とせたりしますよ。
固形せっけんを使う時はデオドラント石鹸を選ぶようにすると黄ばみを綺麗にするだけではなくニオイにも効果がありますし除菌効果も期待できるので意識して選んでみてください。
洗濯洗剤を使う場合は界面活性剤が多く含まれている物を選ぶようにすると効果が上がります。
これらの中性洗剤を使うことで黄ばみに含まれる皮脂などの油分を効果的に落とすことができるようになります。
ただ、水で洗うと落ちにくくなるので40~50度程度のお湯を使って落とすようにした方が良いですよ。
また、デリケートな衣類に使う場合は必ず目立たない部分に洗剤を付けておかしくならないか確認してから使うようにしてくださいね。
面倒かもしれませんがお気に入りの服をいつまでも綺麗に着るためですので、気になる場合はきちんと綺麗にしていくようにしましょう。