初節句で男の子のお祝いは何するの?お祝いの金額の相場は?
男の子の節句と言えば5月5日の「端午の節句」です。
こどもの日とも言われている日ですが、節句の中でも初節句はとても大切な日でもあります。
とは言っても分からないことがあるとどうしたらいいのか慌ててしまいますよね。
そこで、今回は初節句に関するあれこれを簡単に紹介していくので参考にしてみてください。
男の初節句のお祝いには何をするの?
初節句というと特別に何かしないといけないのか、と思ってしまうかもしれません。
生まれて初めての節句なんだからちゃんとしたいと思ってあれこれ考えすぎてしまうかもしれませんが、特別に何かするということは特にないので頭を悩ませる必要はないですよ。
■初節句ですること
男の子の初節句ですることと言っても特に何もありません。
ただ、家に鎧兜や鯉のぼりを飾ったり、ちまきや柏餅といったものを食べるくらいでしょうか。
初節句の時はこういうことをしないといけないということは基本的には無いので、人形などを飾って美味しい料理を食べて子供の健やかな成長を願いながら楽しく過ごせれば良いと考えておけば問題ないかと思います。
■鎧兜や鯉のぼりは誰か購入する?
鎧兜には守り神や厄除けといった意味が込められています。
鯉のぼりには子供の出世といった願いが込められているので是非とも飾っておきたいものですが、これは誰か購入するものなのか知っていますか?
昔から鎧兜や鯉のぼりといったものは母方の祖父母が購入するものだと言われていました。
しかし、最近では必ずしもそうであるというわけではなく、父方の祖父母か購入することもあります。
両家の話し合いによって変わってくるので必要であれば話し合いをしてどちらが買うのかを決めておきましょう。
男の子の初節句のお祝い金額に差があるのは何で?
初節句のお祝い金額の相場に関しては下の「男の子の初節句のお祝い金額の相場ってどれくらい?」を参考にしてください。
ここでは初節句のお祝い金額の違いについて簡単に説明していきます。
■お祝い金額の違い
父方の祖父母よりも母方の祖父母の方がお祝い金額が高くなることが多くあります。
これにはきちんとした理由があります。
その理由とは、初節句の時に贈る飾りの費用だからです。
昔から初節句の時に贈る飾りは母方の祖父母が購入するという習慣がありました。
この飾りは値段にもよりますが10万円以上するものが多いため自然と母方の祖父母の方がお祝い金額が高くなってしまうのです。
ただし、最近では話し合いによって変わってくることもあるので必ずしも母方の祖父母の方が多くなるとは限らなくなってきました。
鎧兜や鯉のぼりといったものはとても高いので最近では両家で話し合いをしてどちらか一方が鎧兜を買い、もう一方が鯉のぼりを買うというように分担することも増えてきています。
また住んでいる家のスペースによっては大きな鎧兜を飾ることができなかったり鯉のぼりを立てることができなかったりするので住んでいる家の事情をよく知っている父方の祖父母が贈ることもあるようですね。
なので、最近はその家の事情などによって金額に違いが出てくることもあります。
男の子の初節句のお祝い金額の相場ってどれくらい?
初節句のお祝い金額は初節句を迎える赤ちゃんとの関係で変わってきます。
■お祝い金額の相場
・父方の祖父母:5万円~30万円
・母方の祖父母:10万円~30万円
・兄弟・姉妹や親戚:5千円~1万円
・友人や知人:3千円~5千円
これはあくまでも相場ですのでこの金額内に納めないといけないというわけではありません。
また、親戚や兄弟の場合はこのお祝い金の他にちょっとしたプレゼントをプラスすることもあるようです。
これは絶対というわけではないので特に必要はない場合は無理に付け加えなくても問題はありません。
もし何かプラスしてプレゼントを買いたいのであれば子供が少し大きくなった時に使えるおもちゃを買ってあげたり洋服を買ってあげるようにすると喜んでもらえますよ。
服を買う場合は少し大きめのものを買うとその分長く着られます。
どうしても選べない時は商品券をプレゼントすると親がその子の好きな物を買えるので何にしたらいい分からない時は商品券にするというのもいい方法です。
初節句のお祝いは金額が大切なのではなくお祝いする気持ちが大切ですので、あまり金額ばかりにとらわれないようにしてくださいね。