子供の紫外線アレルギーで目の対策は?メガネの選び方や検査について
紫外線アレルギーは大人だけがなるものではありません。
場合によっては子供でも発症する恐れのある物ですので、自分はもちろん子供の様子にも注意するようにしてみてください。
症状はいろいろありますが、目に関する症状は放置しておくと大変なことになるので紫外線アレルギーの目に関することを見ていきましょう。
子供の紫外線アレルギーも目に症状が出る?
紫外線アレルギーの症状は大人だろうと子供だろうと症状に変わりはありません。
目に症状が出ることもあるので子供がよく目をかいていたり、目の様子がおかしいようであれば注意して観察し、必要であればすぐに病院へ連れて行くようにしてください。
目にあらわれる症状
・充血
・かゆみ
・痛み
・乾燥
・涙が出る
・異物感
これ以外にも目に関する症状が出てくることもありますが、目の充血といった症状はよく見られるようです。
ただ、目の充血は他のことが原因でも起こることがあります。
なので充血だけで判断するのではなく必ず他にも何か症状が出ていないかを確認するようにしてくださいね。
自分のことであればどんな状態なのかをきちんと把握することができますが、自分ではなく子供のことなので分かりにくいことがあると思います。
また、子供の年齢によっては上手く伝えられないこともあるので様子をしっかり観察することが大切です。
目の紫外線アレルギー対策にメガネは有効?
子供の目を紫外線アレルギーから守りたい場合は対策の仕方が大切です。
対策をしているつもりでも全く意味のない方法だと無駄に終わってしまうので、方法を確認しながら対策をしていくようにしましょう。
子供の目を紫外線アレルギーから守りたい時にメガネは有効です。
ただ、選び方などによってはあまり意味が無くなってしまうので注意してください。
■メガネの選び方
メガネを選ぶ時は必ずUVカットになっているものを選ぶようにしてください。
最近ではUVカットになっているメガネも多くなっています。
なので見つけるだけであればそこまで難しくはないかと思います。
しかし、ただ見つけるだけでは意味がありません。
どのくらい紫外線をカットできるのかを見てから買うかを決めてくださいね。
【カット率などを見るようにする】
メガネによっては紫外線のカット率が表記されていたりUVAやUVB、UVCといった書き方をされているものがあります。
より良いものを選びたいと思っているのであれば紫外線カット率の高いものを選ぶようにしましょう。
UVA、UVB、UVCと書かれているものは「UVA」と書かれている物を選ぶようにすると紫外線を効果的にカットできるようになります。
サングラスだと学校に行く時に着けさせるのはちょっと抵抗があったりしますが、メガネであればその心配もなくなるので良いかと思います。
後はメガネをかけた時の着け心地も買う前に必ず確認してください。
自分に合っていないものを買ってしまうとストレスになったりすることもあるので気になったものは必ず一度かけさせるようにしましょう。
紫外線アレルギーかを調べる目の検査方法って?
目だけではなく体にも紫外線アレルギーの症状が出るのであれば判断もしやすかったりしますが、症状が目に集中していたり他の部分の症状がそこまではっきり出てこない時は何なのか判断しづらかったりします。
花粉症と似てるからきっと花粉症だろうと放置してしまうと目に様々な影響が出てきて怖い病気に繋がる恐れもあるので、勝手に判断せず気になる症状があらわれた時はすぐに病院で検査をしてもらうようにしてください。
目に集中してあらわれるのであればまずは眼科に連れて行くと良いでしょう。
もしかしたら紫外線アレルギーとは別の原因かもしれないので、目の症状が多い時はまず眼科に行きます。
皮膚にも何か症状が出ているのであれば眼科だけではなく皮膚科、もしくはアレルギー科にも行ってみるといいですよ。
皮膚科やアレルギー科であれば紫外線アレルギー検査を受けることができます。
■光線過敏症検査の方法
紫外線アレルギーが疑われる時に行われる検査で、紫外線UVAやUVBを皮膚に照射し、その後何か反応があるかを見ていきます。
24時間~48時間にアレルギーと思われる反応があれば紫外線アレルギーであると判断されます。
また、湿布や服用している薬などが原因で症状が出ている所もあるので、光パッチテストを行うこともあります。
症状を引き起こしているとされる薬剤を体に2ヶ所貼り付けて24時間~48時間程度放置します。
その後、片方だけを剥がしてUVAを照射し、さらに48時間放置してアレルギー反応が出るかを見ていきます。
検査結果が出るまでに時間がかかってしまいますが、これを行うことで紫外線アレルギーなのかをはっきりさせることができるので分からないまま放置するよりずっと良いと思いますよ。
何より大切な子供のことですので、早く原因を突き止めて辛い状態から解放してあげるようにしてください。