風邪をこじらせるとはどういう意味?症状や原因とは?
たかが風邪と思っている人も多いですが、されど風邪です。
油断しているとこじらせてもっとひどい状態になることもあるのでしっかり治していくようにしないといけません。
辛い状態が長引くというのは本当に大変なのでそうならないようにしっかりと勉強してみることにしましょう!
風邪をこじらせるとはどういうこと?
しっかり休まないと風邪をこじらせると言われたりすることがあったりしますが、風邪といのはどういう状態になったらこじらせたという判断になるのでしょうか?
また風邪をこじらせるとなにがどう変わってしまうのでしょうか?
■症状がなかなか良くならない
風邪をこじらせるといつもは大体遅くても1週間も経たないくらいで治っていたのに1週間以上経ってもなかなか改善されなくなります。
熱も高い状態がずっと続いていたりするようになりますし痰がでてきたりすることもあります。
■合併症を引き起こす
普通の風邪をこじらせてしまうと合併症を引き起こす可能性があります。
よく言われているのは肺炎や気管支炎、副鼻腔炎などだと思います。
この他にもいくつか合併症で引き起こされるものがありますが、風邪をこじらせるとこういった病気に繋がることもあるので十分注意しないといけません。
風邪をこじらせるってどういう意味?
風邪をこじらせるというのは上で紹介したようなことですね。
症状が悪化したり合併症を引き起こしたりということです。
この「こじらせる」という意味ですが、これは物事を面倒にしたり難しくさせるような時に使うこともあります。
風邪などの病気の時に使う場合の「こじらせる」は、病気をしっかり治すことができずに症状を長引かせてしまうというような意味で使われています。
風邪を引いているというのは分かっているけどたかが風邪だと思って薬を飲むだけでゆっくり休むことをしなかったり、勉強や仕事を無理してやっていたりすると風邪をこじらせることが多くなります。
風邪をこじらせるとなかなか治らなかったりしますし、さらに厄介な状態になることもあるので風邪を引いたと思ったら無理をせずしっかり休息を取ることが大切ですよ。
風邪をこじらせるとどんな症状が出てくる?
風邪をこじらせると合併症を引き起こすこともあります。
また別の症状が現れたりなかなか症状が改善しないといったこともあるので風邪が長引く時はどんな症状が現れているのかを確認していくようにしてください。
【こじらせた風邪の症状】
■喉の痛みが続く
■微熱、または高熱が続く
■黄色だったり黄緑色の痰、または鼻水が出る
■ただの咳、または乾いた咳が続く
■だるい
などいくつかの症状が長く続いたりすることがあります。
自分が風邪をこじらせた場合はどんな症状がなかなか治らないのかがよくわかりますが、子供が風邪をこじらせた場合は上手く伝えられなかったりするのでよく観察をしたりひとつひとつ確認するようにしてください。
また、高齢者の場合は肺炎に繋がることもあるので風邪を引いた場合は十分注意するようにしましょう。
もし子供や高齢の親、祖父母が風邪を引いた時は少しの変化も見逃さないようにして、心配であれば早めに病院へ連れて行くようにしてみてください。
風邪をこじらせる原因ってなに?
■風邪を甘く見過ぎていた
風邪をこじらせる原因はいくつかありますが、その中の一つが甘く見過ぎていたことが原因です。
たかが風邪だと言って仕事や学校を休まなかったり残業をして体に無理をさせるとこじらせる原因になります。
風邪は万病のもとという言葉もあるくらいですから余計なことをしてさらに辛い状態にするのではなく、早いうちからしっかり休んできちんと治していくようにしましょう。
■ウイルスが強い
風邪の原因になっているウイルスが強いとこじらせてしまうことがあります。
私たちの体には自然治癒力や抵抗力というものがありますが、こういったものよりもウイルスの強いとなかなかウイルスを退治することができず悪化してしまいます。
■抵抗力が弱くなっている
小さい子供や高齢者、糖尿病患者などは普通の人よりも抵抗力が弱かったりします。
抵抗する力が弱いと安静にしていても治りが遅くなったりすることがありますね。
なのでこういった方が風邪を引いた場合はしっかり治るまで無理は絶対にしないということが大切になります。
特に糖尿病の場合は市販薬を気軽に使うことができないので、風邪を引いた時は食べ物に気を付けながらしっかり栄養を摂ってきちんと睡眠をとることが大切です。
病院できちんとした薬を処方してもらうということも大切かと思います。