年始回りはいつまで?手土産や挨拶はどうする?
お正月はのんびり過ごす!と思っていても実際はちょっと忙しかったりすることもあります。
例えば年始回りです。
新年になると親戚の家やお世話になっている方などの家などに挨拶をしに行ったりすると思います。
実はこの年始回りにもちょっとした決まりがあるって知っていましたか?
年始回りはいつからいつまでにやるべき?
年始回りはちょっと面倒だったりするので元旦に行ってしまおうと思うかもしれません。
しかし、元旦に年始回りをするというのは良くありません。
元旦は家族みんなでゆっくり過ごすことが多いですので元旦に行くのは避けるようにしてください。
【年始回りは2日から7日までが一般的】
年始回りは一般的には1月2日から松の内と言われる1月7日までに行うとされています。
住んでいる地域によっては15日までとしている所もあったりするのでよく分からない場合は確認してみると良いかもしれませんよ。
■親戚などの家の場合
親戚などの家に行く時はなるべく三が日~5日までに行くようにすると良いかもしれません。
■会社の人の家の場合
会社の人の家に行く場合は4日頃から行くようにすると良いかと思いますよ。
こうした方が良いというだけでこの日じゃないとダメということではないので何となくで覚えておくと良いでしょう。
【相手が喪中の場合は行かなくても良い】
年始回りに行く相手の家が喪中である場合は無理に行く必要はありません。
失礼なのではないかと思ってしまいますが、もし不幸があってから日が経ってない場合などは年始回りに来た人の相手をする余裕がなかったりしますよね。
なので、そういった場合は行かなくても失礼にはなりません。
もし気になるようであれば相手の家に行っても大丈夫か確認を取ってからにしてみてください。
年始回りの手土産ってどんなものが良い?
【日持ちのするもの、保管が楽なもの】
年始回りの時に持って行く手土産で悩む人はかなりたくさんいるかと思います。
できれば相手に喜んでもらいたいところですよね。
いろいろなことに気を遣うのも大切なことですが、食べ物であればまずは日持ちするものだったり保管が楽なものを選ぶようにしてみてください。
美味しいから是非食べてほしい!と思ってもすぐに食べないとダメになってしまうようなものだったり温度管理が面倒な食べ物を持って行くと相手も保管が大変になってしまいます。
ですので、そういったことをいちいち考えなくても良いようなものを選ぶようにすると良いですよ。
【消耗品やたくさんあっても困らないもの】
食べ物以外にしようと思っているのであれば消耗品だったり普段からよく使うもので合っても困らないようなものを中心に選んでいくと良いでしょう。
消耗品というと石鹸や洗剤などですね。
また、タオルなどもあって困るようなものではないのでこういったものを選択する人も多くいます。
■手土産の熨斗
手土産の熨斗紙ですが、熨斗紙は蝶結びや花結びになっているものを使うようにします。
結び目の上の部分に「御年賀」と書くようにし、結び目の下の部分の名前をフルネームで書くようにしましょう。
蝶結びや花結びといったものはお祝い事に使われるものなので覚えておくと後々役に立ちますよ。
年始回りの挨拶ってどうすればいいの?
年始回りの挨拶では堅苦しいことを言わないといけないのではないか、と心配したり緊張したりすることがありますよね。
確かに仕事関係だったりするときちんとした挨拶ができるようにしておいた方が良いかとは思いますが、親族だったり親しい間柄である場合はそこまで堅苦しくする必要はないと思いますよ。
ただ、守っておいた方が良いマナーといったものはありますので覚えておくようにしましょう。
■訪問の時間帯
時間帯は大体午後1時くらいから3時くらいにするといいかもしれません。
午前中は忙しい時間帯だったりしますし、12時はお昼ご飯の時間になるのでその時間に行くのは失礼です。
なので、このくらいの時間帯に行くようにしてみてください。
■子供がいる場合
子供が小さかったりすると目を離すのは心配なので連れていきたくなりますが、子供を連れていくとお年玉をあげた方がいいのか相手先が悩んでしまうことになります。
必要以上に気を遣わせることはあまり良くないのでできるだけ連れて行かないようにするべきですが、どうしてもという場合はササッと挨拶を済ませるようにした方がいいです。
また、自分以外にも年始回りに来る人がいるかもしれないので長居はせず挨拶をして少し雑談などをしたら早めに帰るようにするといいでしょう。
マナーと言ってもそこまで難しいことではないのでこれなら自然とできるのではないでしょうか?