スリップした時の対処法は?ハンドルは雪でスリップしたらどうする?
車の運転中に起こることがあるスリップはかなり焦りますよね。
滅多に起こるようなことではありませんが、道路の状態などによっては起こりやすくなることもあります。
そんな時に対処法を知っていないと大変な目に遭うので、もしもスリップした場合はどうしたらいいのかをご紹介していきます。
スリップした時の対処法って?
スリップするとパニックに陥ってハンドルをグルグル回してしまったりブレーキをかけてしまうことが多いと思います。
咄嗟に取ってしまう行動ですし、何とかしようと思うとこういったことをしてしまうのは仕方ないです。
ですが、こういった方法はさらに大変なことになりかねないのでスリップした時は以下の方法を試してみるようにしましょう。
■後輪がスリップした場合
後輪がスリップした時は怖いかもしれませんが、アクセルから足を離さないようにしてください。
また、ハンドルも左右にグルグル回したりするのではなく、左にスリップしたならハンドルも左に、右にスリップしたならハンドルも右にきるようにします。
しばらくその状態を維持しているとだんだん収まってくるので、そうなったらスリップの状態に合わせてハンドルも真っ直ぐの状態に戻していくようにしてみてください。
■前輪がスリップした場合
前輪がスリップした場合は後輪の時とは違い、ハンドルをしっかり持ったままアクセルやブレーキから足を離して何もしないようにしてください。
変に何かをしてしまうとさらに状況が悪くなってしまう可能性があります。
スリップした時のハンドルってどうすればいい?
車がスリップした場合はハンドルをどうすればいいのか迷ってしまう人が多いかと思います。
あまり前輪がスリップするということは無いかもしれませんが、万が一前輪がスリップした場合はハンドルを握るだけでグルグル回すといったことはしないようにしてください。
前輪の場合は摩擦力などが回復するまで冷静に待つようにしてみるといいかもしれません。
ただ、後輪がスリップした場合は何もしないのではなく、スリップした方へハンドルをきるようにするといいでしょう。
まぁ、上で紹介したままですが。
ついつい逆方向にハンドルをきってしまったりブレーキを思いっきり踏んでしまったりしてしまうこともあると思いますが、こういった方法を試すと大惨事にならなくなることがあるので覚えておいてください。
とは言っても一番は気を付けて運転をしてスリップしないようにすることを心がけるようにした方がいいですよ。
雪でスリップしたらどうしたらいい?
どんなに注意して運転していたとしてもスリップしてしまうことはあります。
特に雪道を走っている時などはスリップしやすかったりするのでより一層気を付けるようにしないといけません。
■雪道でスリップした時は
雪道を走っている時にスリップした場合は避けたい方とは逆の方にハンドルをきるようにすると良いと言われています。
この時ギアは踏まないようにします。
こうすることで前に障害物があったとしても避けられたりするのですが、あまり運転になれていなかったりそこまで上手くないという人はとっさの判断でこの行動をとることは難しいですよね。
そういう時は避けたい方向とは逆の方にハンドルをきると考えるのではなく、障害物のある方にハンドルをきると考えるようにするとやりやすくなるかと思います。
あれこれ考えるのは難しいから嫌だ!という人は何もせずに運に任せるという人も意外と多くいたりします。
■そもそもスリップしないようにするには
スリップする可能性を少しでも減らしたいと思うのであれば、冬になった時にタイヤをスタッドレスタイヤに交換しておくようにします。
ただ、タイヤの溝が無くなっていたりするとスタッドレスタイヤでも意味が無くなってしまうのでタイヤの状態を確認して、必要であれば新しいタイヤを購入するか考えるのもいいかと思います。
また、普段と同じような運転ではなくいつもより丁寧で慎重な運転を心がけるようにするのもスリップの可能性を低くする方法の一つです。
スリップすると自分だけではなく周りの人にも迷惑をかけてしまう恐れがあるので、運転の仕方やタイヤなどには十分注意するようにしてくださいね。