雛人形の処分の仕方やタイミングはいつ?結婚前はどうする?費用は?
子供が未成年のうちは毎年のように雛人形を飾っていたかと思います。
最近の雛人形は昔と比べるとかなりコンパクトですし片付ける時も楽なものが多いですよね。
片付けるだけなら良いかもしれないけれど、子供が嫁いでしまったり成人を過ぎてしまった場合はもう必要ないので処分することもあるでしょう。
でもこういった人形っていったいどうやって処分すればいいのでしょうか?
一般的な雛人形の処分の仕方って?
【神社・お寺で供養】
お世話になったものだからきちんとした形でお別れしたいと思っているのでしたら神社やお寺で供養してもらうと良いでしょう。
神社やお寺であればどこでもいいというわけではないので近くの神社などで一度問い合わせて供養ができるか確認を取るようにしてください。
場所によっては直接足を運ぶ以外にも郵送で受け付けている所もあったりするのでそういったものも一緒に確認してみるといいかもしれません。
【嫁入り道具として持って行く】
娘が結婚して嫁いだ場合、嫁入り道具として持って行く方法もあります。
将来娘が生まれたらまた飾ることができるのでいちいち買う必要もなくなります。
【寄付をする】
傷みが少ない、道具も一式揃っているなど状態が良いのであれば児童養護施設だったり保育園などに寄付することができたりします。
こういった所では雛人形を必要としていたりします。
引き取ってくれるかは問い合わせてみないと分かりませんが、引き取ってくれるのであれば汚れなどを綺麗にしてから寄付をすると良いでしょう。
雛人形を処分するタイミングはいつ?
雛人形を処分しようと思っているけれどタイミングは自分の好きな時でいいのか、何か決まった日があるのではないか、と思ってしまうことがあると思います。
普通の人形とはまた違う特別なものなので処分をしようにもどうしたらいいものか悩んでしまう人が多いはずです。
【処分に適したタイミングは決められていない】
処分する場合はこの時期が良いなど明確に決められているものはありません。
ただ、こういう時がいいのではないか、という目安みたいなものはあるので参考にしてみてくださいね。
1.長い間飾っていない
娘が小さい時は毎年のように飾っていたかと思いますが、ある程度大きくなると飾ることがなくなってきます。
この分だともう飾ることはないだろうな、と思ったのであれば処分を検討してみると良いかもしれません。
2.飾る場所がない
引っ越しをした時などに飾る場所がなくなってしまった場合は飾りたくても飾れないので、この機会に処分をしてしまうのもアリです。
3.保管しておく場所がない
飾る場所もなくて保管しておく場所もないのであれば思い切って処分をしてしまうと良いかと思います。
そのままにしておいても飾ることは無い場合は少し邪魔になってしまうので供養してもらったり寄付をするなどした方がいいでしょう。
できるだけ長く飾ってあげたいものですが、飾ることがなくなったり飾る場所がなくなってしまったりするのであればきちんと処分するようにしてみてください。
結婚前に雛人形を処分してしまってもいいの?
結婚前に雛人形を処分してしまったら婚期に影響がありそうで処分しようと思ってもなかなかできずにいたりしませんか?
娘が結婚するまではとりあえず保管しておこうと思うかもしれませんが、実際はとくにそこまで気にする必要もなさそうです。
雛人形というのは本来、子供の健やかな成長を願うために飾るものです。
なので立派に成人したのであれば結婚している・していないに関わらず処分してしまっても問題ないという所が多くあります。
地域・宗教などによっても考え方は変わってきてしまいますが、特にこうしないといけないという決まりが無いのであれば最終的な判断は持ち主が決めてしまって構いません。
雛人形を処分する時はどれくらいの費用がかかる?
神社などで供養してもらう場合は費用がかかってしまうので忘れないようにしてください。
場所などによって費用は変わってきてしまいますが、大体3,000円~5,000円くらいで供養してくれるところが多いのでこのくらいだと考えておけばいいかと思います。
詳しい費用は問い合わせて聞いてみるといいですよ。
また、徳島県や和歌山県、千葉県で行われているビッグひな祭りなどで供養してもらう方法もあります。
このひな祭りで供養してもらう場合にも5,000円の費用がかかってしまうところがありますが、きちんと供養してくれるのでおすすめの方法の一つです。
これまで娘の成長を見守ってきてくれた大切な雛人形ですので、処分する時はきちんと処分してあげるようにしてみてくださいね。