成人式のお祝い返しの品物は何がいい?のしや手紙はどうする?
人生の節目である成人式はとても大切なものです。
こういったお祝いの時には親戚などからいろいろなお祝いを頂いたりしますよね。
貰った時は素直に嬉しいと感じますが、貰った後お祝い返しはどうしたらいいんだろう、と悩んでしまうことも多いはず。
なので今回はお祝いを頂いた時のお祝い返しについてご紹介していきます。
成人式のお祝い返しにはどんな品物がいい?そもそもお返しは必要?
【身内からのお祝いならお返しする必要はない】
成人式のお祝いを貰った時でもきちんとお祝い返しをした方が良いと思ってしまう所ですが、身内からいただいたお祝いの場合はお祝い返しをする必要はありません。
無理にお返しをする必要はないのですが「せっかく頂いたのに何もしないというのはちょっと…」という人もいますよね。
もちろんお祝いを頂いたことに対してお礼の気持ちを相手に伝える必要はあります。
頂いたのにお礼もしないというのはとても失礼なことです。
お礼だけではなく何かしらお返しがしたいと思っているのであれば、お祝いとしていただいた金額の3分の1~半額の品物を買ってお返しをすると良いでしょう。
【お祝い返しの品物】
お祝い返しの品物として選ばれることが多いのは洗剤だったりお菓子などの食品類です。
一生形に残るもの、というよりかは使うことでなくなる消耗品が選ばれています。
もし相手の好みなどが分からなかったり良い品物を見つけることができなかった場合はカタログギフトを贈ると良いですよ。
カタログギフトであれば相手が欲しいものを自由に選べるから人気の品物になっています。
成人式お祝い返しののしは?
成人式のお祝い返しは品物をそのまま渡すのではなくきちんとのしを付けるようにしましょう。
ただ、「のし」とは言ってもその種類が多いから何を使ったらいいのかわからなかったりします。
成人式のお祝い返しとして使うのであれば「紅白の蝶結び」になっている水引を使うようにしてください。
■紅白の蝶結びの理由
紅白の蝶結びを使用する理由はその結び方にあります。
蝶結びというのは引っ張れば簡単に解けるし結び直すことも簡単にできますよね。
何とも結び直せるということから「繰り返す」という意味があります。
なので、七五三や成人式、入学式などなど何度お祝いしてもいいようなおめでたい時に使われるんです。
お祝い事なら紅白の蝶結びを選んでおけば間違いはないでしょう。
ただし、お祝いの中には紅白の蝶結びを使うと失礼になるものもあります。
■紅白の蝶結びだと失礼になるもの
【結婚】
結婚というのは何度も繰り返すようなものではありません。
結婚式の時に永遠の誓いを交わしているのに「繰り返す」という意味のある蝶結び選ぶと大変失礼です。
■お見舞い、快気祝い
病気やケガをして入院している時にお見舞いを持って行ったり治った時は快気祝いを渡したりすることがあると思います。
病気やケガといったものも繰り返したくはないものですので、紅白は良くても蝶結びは使わないようにします。
結婚もお見舞い・快気祝いも蝶結びではなく、紅白の結びきりを使用するようにしてくださいね。
成人式のお祝い返しの時期や手紙は?
【お祝い返しを贈る時期】
お祝いを頂くとすぐにお返しをしなきゃ!と思ってしまいます。
ですが、貰ってすぐにお祝い返しをしてしまうと気を遣わせてしまった、と相手に思わせてしまうことになります。
だからといってかなり遅く贈るのもそれはそれで相手に失礼です。
お祝い返しをする場合はお祝いを貰ってから2~3週間、または成人式後、2~3週間の間に送るようにしてみてください。
都合が悪く遅くなってしまうという時は最低でも1ヶ月以内にお返しするようにした方がいいですよ。
【お礼のお手紙】
成人式のお祝いを頂いた時はお礼のお手紙を書いたりします。
貰った方全員にお手紙を書くのは意外と大変だったりしますが、親しい人であればはがきでも問題ありません。
ただ、目上の人に送るのであればはがきではなく手紙の方が良いですね。
お祝いに対する感謝の言葉、今後の目標やこれからの付き合いなどなどを書いていきます。
親が書くのも良いかもしれませんが、成人した自覚を持たせるためにも成人した本人に書かせるというのもいいかと思います。
これから社会人、成人としてやっていくためにはこういったことも覚えておかないといけないので、書き方や言葉遣いなどを教えながらきちんと書けるか見守ってみてください。