しめ飾りをつける日や飾る場所や付け方はどうする?
お正月が近づくと近所でしめ飾りを飾っていたりしますよね。
こういったものを見るとグッとお正月の雰囲気が出てきますし、新しい年がもうすぐ始まるんだなと思ったりもします。
せっかくだから我が家でも飾ろうと思っている人も多いかと思いますが、飾る時期などを改めて考えてみると分からないことが多くあります。
今回はそんなちょっとした疑問を解決していこうと思います。
しめ飾りをつける日っていつ頃?
しめ飾りはお正月のものだから1月1日だったり前日の大晦日に飾ればいいのでは?と思う人もいるでしょう。
ですが、実際は12月中に飾っておくものなんですよ。
しめ飾りは12月25日~28日頃に飾る所が多いです。
早いと12月13日頃から飾り始める人もいますね。
大体このくらいの時期に飾っておけば問題ありませんので参考にしてみてください。
■避けなければならない日がある
12月であればいつでもいいというわけではありません。
しめ飾りをつける時は避けなければならない日、飾るのに適していない日というものがあります。
それは「12月29日」「12月31日」です。
29日は29や9が二重苦、苦と通じることから避けた方が良いと言われています。
また、31日は前日の1日しか敬わず神様に失礼だということからこの日も適していないとされているのです。
なので、しめ飾りなどを飾るのであればクリスマス後~28日くらいが丁度良いと思いますよ。
しめ飾りを飾る場所ってどこ?
飾る日も分かったからこれで安心!という人も多いですが、飾る場所はきちんと把握していますか?
■しめ飾りを飾る場所
しめ飾りは玄関の正面に飾ります。
家の中ではありませんよ?
家の外側の玄関のドアに飾るようにしてくださいね。
神社にもしめ縄があるかと思いますが、これは俗世と神様のいる神社を隔てる結界のような役割があります。
しめ縄があることで邪悪なものや災いといったものから神聖な場所を守っているのです。
しめ飾りもこれと同じように家を神聖な場所にして年神様に来てもらえるようにしているんですよ。
ただし!年神様は清潔な場所に来てくれると言われているので、しめ飾りを飾るのであればその前に一度家を綺麗に掃除しておくといいかもしれません。
しめ飾りをきちんと外に飾っておかないとどこから入ったらいいのか分からなくなってしまいます。
なので家の中ではなく家の外の玄関に飾ると覚えておくといいでしょう。
■車の場合
しめ飾りは家だけではなく車に飾ることもあります。
車にしめ飾りを飾る場合はバンパーやフロントグリルといった場所に取り付けるようにします。
中には車内に取り付ける吸盤タイプのしめ飾りもあるので好みのものを選んで付けてみてください。
しめ飾りの付け方は簡単?
しめ飾りを飾るのは特に難しくありません。
玄関に粘着テープがついたフックを取り付け、そこに引っかけるだけです。
粘着テープであれば釘などのように跡が残ってしまうこともないし、取り外すのも簡単ですよね。
もしフックに引っかからないという場合は、しめ飾りのリースの部分に紐などを通して輪っかを作り、それをフックに引っかけるだけでも十分です。
どちらにしてもそこまで難しい作業ではありませんしあっという間に終わってしまうので面倒でもありません。
■車の場合
車につける場合、吸盤であれば窓ガラスに貼り付けるだけで十分です。
フロントグリルなどに取り付ける時は結束バンドやひもなどを使って落ちないようにしっかりと固定するだけです。
こちらも難しくはないのですぐに作業は終了すると思いますよ。
まとめ
しめ飾りなどはそれだけでもお正月の雰囲気が出てきますよね。
気分を入れ替えることもできますし昔から行われていることでもあるので、興味があるのであれば是非やってみてください。
飾る日は忌み嫌われている日などもあるのでそれには気を付けないといけませんが、その日以外であれば自分の都合のいい日に飾ってしまって問題ありません。
最近ではディズニーなどのキャラクター物のしめ飾りなども登場しているので好きな物を探して買ってみると良いでしょう。
ただ、あんまり可愛いものを買ってしまうと処分に困ってしまうかもしれないので注意してくださいね。