えべっさんのお参り方法は?縁起物の種類やどこに飾るかなどを紹介
えべっさんって知っていますか?
テレビなどで聞いたことがある人も多いと思いますが、一般の方はもちろんのこと商売をする人にとっても重要な神様なので知っておいて損はありません。
関西で行われる年明け後の一大イベントでもあるので、興味がある方は是非参考にしてみてくださいね。
えべっさんのお参り方法って?
■えべっさんとは
商売繁盛の神様で七福神の1人でもあります。
商売をする人にとっては商売繁盛、一般化手の場合は家内安全を願います。
関西以外では恵比寿様と呼ばれていたり恵比寿神とも呼ばれていますね。
恵比寿様というと釣り竿や鯛を持った福耳で恰幅の良い人を思い浮かべるかと思いますが、実はこの恵比寿様は「イザナミノミコト」と「イザナギノミコト」という日本の国を作ったとされる神様の息子なんです!
そう聞くだけでもかなりパワーがありそうですよね。
■えべっさんのお参り方法
お参りに行きたいのであればその方法を調べておきましょう。
①神社に入ったら一直線で本殿を目指します。
当日は混雑しているので歩くのが大変ですが、流れに逆らわずに歩いていくと本殿に行くことができますよ。
本殿に着いたらお賽銭を投げ、願い事をしましょう。
②笹を貰う
竹には神霊が宿ると言われています。
また「商売繁盛で笹持ってこい」と聞いたりすることはありませんか?
商売繁盛を願っているのに笹を貰わないと意味がなくなってしまうのでもらうようにしてみてください。
笹は本殿に行く途中でも貰うことができますが、本殿に行く途中で貰おうとすると周りの人に迷惑になってしまうことがあるのでおすすめしません。
③本殿の裏に行く
えべっさんは耳が悪かったと言われているため本殿の裏に行き、そこにある銅鑼を叩いて念押しします。
ただ、神社によってはない所もあるので注意してください。
④露店で熊手を買う
熊手には福をかき集めるといった意味が込められています。
11日の夜に行って残り福を狙ってみるのもいいかもしれません。
この他、有料ではありますが子宝を付けてもらうこともできます。
ただ、いろいろ付けてしまうとその分お金がかかってしまうのでやり過ぎには注意しましょう。
えべっさんに関する縁起物の種類は?
■笹
上でも紹介しましたが、竹は神が宿る木とされてきました。
曲がることなく真っ直ぐ伸びているため商売繁盛にご利益があると言われています。
■熊手・箕
金運や幸運といった福を熊手でかき集めるという意味があります。
箕には福をすくい取るといった意味が込められています。
■飴
延命飴というらせん状になっている飴があります。
これには長寿の願いが込められています。
もう一つは金太郎飴のお多福版のような飴です。
どこを切ってもお多福の絵が出てくるためとても縁起の良い飴です。
売られているものによって込められている意味や願いといったものが違うので知っておくとまた違った印象になると思いますよ。
えべっさんの飾りはどこに飾るものなの?
お参りに行って買ってきた笹や熊手といったものはどこに飾ればいいんでしょうか?
ぞんざいに扱うのはダメだけどだからといってどこに飾ったらいいのか分からなかったりしますよね。
【お札・笹】
神棚があるのであればお札や笹は神棚に飾っておきましょう。
神棚が無い場合は大人の目線よりも高い所や最も清潔な場所に置くようにします。
方角は東向きか南向きに飾るようにするといいですよ。
【熊手】
茶の間などの鴨居、玄関や柱の少し高い位置に飾ってみてください。
玄関に飾る場合は入り口に向けて飾るようにすると福を取り込みやすいと言われています。
家の中に飾る場合は北以外の方角に向けて飾ると良いと言われていますよ。
熊手以外は基本的に神棚に飾るようにして、熊手は玄関や茶の間などに飾るようにします。
方角のことも考えるとちょっとややこしくなるかもしれませんが、そこまで難しくないので良い場所を探して飾ってみてください。
まとめ
えべっさんのお参りにはかなりたくさんの人がやってきます。
どの神社もかなりの混雑が予想されるので行く場合は覚悟して行くようにしましょう。
家内安全を願うために行くのも良いですしこれから社会人として頑張っていこうと思っているのであればその前にえべっさんの所にお参りしに行くのもいいと思いますよ。