年賀状の喪中の範囲や期間はいつまで?文例や寒中見舞いの期間は?
身内に不幸があった場合、年賀状を出さないようにするというのが一般的ですよね。
一般的な事なので気にならないと思いますが、ちょっと不思議に思う所もあると思います。
例えば喪中の範囲ってどこまでなのか?ということです。
自分の家族は当然ですが、義理の母や父などはどうなのかなど気になることはいろいろとあると思うので、簡単ですが調べてみました。
喪中で年賀状が出せないのはどのくらいの範囲まで?
■年賀状の喪中の範囲
・父
・母
・夫
・妻
・子供
・姉妹、兄妹
・祖父
・祖母
・孫
自分にとってこういった関係性にあるのであれば喪中となり、年賀状も控えるのが一般的です。
では、これらの間柄にない場合は親しくても喪中の範囲にはならないのか?という疑問もありますよね。
こういった間柄になかったとしても母方の祖母だったり叔父や叔母と小さい頃から仲が良く、お世話になっていたという場合は年賀状を控えても問題はありません。
厳密にここまでは喪中の範囲、これ以外は関係ないという決まりはありません。
大切なのは本人の気持ちです。
亡くなった方と本当に仲が良かったりお世話になっていたりして喪に服したいという場合は、自分の判断でどうするか決めてしまっても大丈夫ですよ。
こうしないといけないという決まりは無いので後は自分の気持ちで判断するようにしましょう。
年賀状の喪中はがきはいつまで?寒中見舞いの期間は?
身内に不幸があった場合、お世話になった人などが無くなり喪に服したい場合は年賀状をお断りするための喪中はがきを出しておきます。
こうしないと相手が年賀状を送ってきてしまうことがあります。
送ることも受け取ることも問題はありませんが、送ってから喪中だと気が付くと相手に気を使わせてしまうことがあるのできちんと伝えておくようにしましょう。
【喪中はがきは10月下旬~12月中旬までに】
12月中旬より前に亡くなった場合はこのくらいまでに喪中はがきを送るようにしてください。
年賀はがきは大体12月15日辺りから発売になるのでそれより前に届くようにすれば相手も送らずに済みます。
早く出し過ぎると喪中はがきを貰ったことを忘れてしまう場合があるので、大体このくらいに出しておくと安心だと思いますよ。
■12月中旬以降に亡くなった場合
12月中旬以降に身内が亡くなってしまった場合は無理に喪中はがきは出さず、1月1日~15日までの「松の内」という期間を過ぎてから寒中見舞いを送るようにしてみてください。
こういった場合は相手もすでに年賀状を投函してしまっていることがあります。
とくにいけないことではないので、こちらから年賀状を送ることはせずにその代わりとして寒中見舞いを送れば問題ありません。
松の内は15日までではありますが、最近では7日までとしている所も多くあるようですね。
年賀状を断る喪中はがきの文例
【文例】
喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます
今年○月に○○が永眠いたしました
今年中受け賜りましたご厚情を深謝致しますと共に明年も変わらぬご交誼ほどお願い申し上げます
平成○○年○○月
「喪中につき~」というのは「今年○月に□が永眠いたしましたので年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」に変えてもいいですね。
サイトには例文を紹介しているサイトがたくさんあります。
そういったものを参考にすればどのように書けばいいのか分かってくるかと思います。
文例をそのまま使っても問題ないので、書き方が分からないのであれば文例を活用させてもらいましょう。
身内が相次いで亡くなった場合もきちんと誰がいつ亡くなったのかを書くようにしてください。
名前だけではなく続柄、享年なども書いてみるのもいいですね。
書き方はいくつもありますので文例を参考にしながら何度か練習として書いてみるといいかもしれません。
まとめ
喪中はがきを出すか出さないかは本人の気持ち次第です。
とくに必要ないとされる間柄であったとしても、お世話になっていたり小さい頃から親しくしていたのであれば喪中はがきを出しても大丈夫です。
こういったことにまでこうしないといけない、ああしないといけないという決まりは無いので最後は自分の気持ちに従って決めるようにしましょう。