原付のエンジンがかからない原因や対処法は?修理費はいくら?
ある日原付バイクに乗ろうとしたらエンジンがかからなかったという経験をしたことがある人はたくさんいるはずです。
まさかかからないとは思っていなかったのでかなり焦るかと思いますが、一度冷静になって原因を探し対処していくようにしましょう。
原付のエンジンがかからない!原因はなに?
【あまり原付を利用することが無い場合】
頻繁に原付に乗らない場合は
・ガソリンが腐っている
・バッテリーが上がっている
・マフラー詰まり
・ガソリンタンク内に雨水の侵入や結露
などの原因が考えられます。
【毎日使用していた場合】
・ガス欠
・マフラー詰まり
・プラグ
・プラグキャップの点火系
などが原因になっている可能性があります。
頻繁に乗っていない場合はもしかしたらエンジンがかからないかもしれないな、なんて思うかもしれませんが、毎日乗っていたのにエンジンがかからないと焦ってしまいますよね。
闇雲にいろいろな所を弄ったりするのではなく、まずは考えられる原因を探して異常は無いか確認していくようにしましょう。
原因が見つかったら自分のできる範囲で対処していくようにしてください。
原付のエンジンがかからない時の対処法は?
まずはバッテリー上りかどうかを確認します。
バッテリー上りが原因である場合はキックスタートなどでエンジンをかけることができるかもしれません。
【バッテリー上がりの確認方法】
確認する方法は簡単です。
キーをONにしてヘッドランプ、メーターランプが点くか、ウィンカーは点滅するか、ホーンは鳴るかを見るだけです。
ウィンカーやランプなどがきちんと点くのであればバッテリー以外が原因となります。
全く点かないという場合はバッテリーが原因である可能性が高いです。
バッテリー上りの時の対処法としてよくあるのがキックでエンジンをかける方法です。
バイクの左側に立ち、キックレバーを踏み抜く感じでキックするだけです。
この時、ブレーキは忘れないようにしてくださいね。
1,2回程度でエンジンがかかることもありますが、調子が悪いと何度やってもかからないことがあります。
バッテリー上りが原因ではない場合は別の方法を試す必要があります。
ですが、初心者の場合はどんなことをしたらいいのか分からなかったりしますよね。
変なことをしてさらにおかしなことになるのも良くありません。
もしバッテリー上りが原因ではないのでしたら業者に頼んで、必要であれば修理をするようにしましょう。
原付のエンジンがかからない時の修理費はいくらくらい?
何をしてもエンジンがかからなかったり下手なことをしてさらに悪化させたくない場合は業者に頼むのが一番です。
ただ、この時に気になるのが修理費です。
お金がかかるのは仕方ないかもしれませんが、あまりにも高いとなかなか修理に出せないかもしれません。
■バッテリーの交換
5,000円~10,000円程度
充電だけであれば1,000円程度。
■キャブレーターの清掃
6,000円程度
プラグを交換する場合は500円程度で可能
JAFを利用している場合はこのくらいの費用になるようです。
ですが、場合によってはさらにお金がかかってしまうこともあるので注意してください。
また、会員ではない人がJAFを利用する場合、基本料と作業料、そして部品を交換する場合は部品代が必要になるので気を付けましょう。
何が原因でエンジンがかからないのか分からない場合はとりあえず業者に見てもらって見積もりを出してもらうという方法もあります。
見積もり自体は無料で行ってくれるところが多いのでそこから費用を比較して決めると出費を抑えられるかもしれませんよ。
必要であれば今後の為にJAFの会員になっておくというのもいい方法です。
まとめ
初心者だったりこういったものに詳しくない場合は原因を探すのも大変ですよね。
バッテリー上がりであれば簡単に確認することができるのでまずはそれをチェックしてみてください。
これが原因であればキックスタートなどでエンジンをかけられるかもしれません。
ただ、バッテリー上りが原因ではない場合は治す方法が分からなかったり自分で治せるのか不安になってしまうかと思います。
そういう時は決して無理はせずプロに任せるようにしましょう。
お金はかかってしまいますがきちんと乗れるように修理をしてくれます。