ハロウィンのかぼちゃの意味やおばけの名前と由来 もともとの野菜は?
10月にはハロウィンがありますね。
この時期になるとかぼちゃのオバケの商品がたくさん発売されたり、かぼちゃ味のお菓子などがうられるようになります。
ハロウィンと言えばかぼちゃと思っている人も多いですが、そもそもこのかぼちゃのオバケにはどんな意味があるのでしょうか?
ハロウィンのかぼちゃってどんな意味があるの?
ハロウィンの時はかぼちゃをくり抜いたジャック・オ・ランタンを飾ったりしますよね。
ハロウィンといえばこれ!というくらい定番になっているものですが、このかぼちゃには一体どんな意味があるか知っていますか?
【ハロウィンのかぼちゃは魔除け】
ハロウィンの日は悪魔などの悪霊がたくさん霊界からやってくるとされています。
悪霊たちはこの世に来るといろいろないたずらをして行くため、いたずらされたりしないようにかがり火などを焚いて魔除けをしていました。
それが現在ではかぼちゃになったということですね。
なぜかがり火からかぼちゃに?と疑問に思った人も多いかと思いますが、これはいくつかのものが混ざって現在の形になりました。
詳しくは↓で紹介する「ハロウィンのかぼちゃおばけの名前と由来は?」をご覧ください。
ハロウィンのかぼちゃおばけの名前と由来は?
ハロウィンの時に飾ったりするかぼちゃのおばけにはどんな名前、そして由来があるか知っていますか?
【ジャック・オ・ランタンの伝説】
酒好きでろくでなしの男・ジャックという人物がハロウィンの夜に悪魔と遭遇します。
悪霊はジャックの魂を取ろうとしますがジャックは悪霊を上手く騙し10年間は魂を取らないという約束をしました。
この約束を律儀に守った悪霊は10年後に再びジャックの前に現れ約束通り魂を取ろうとしますが、またジャックに騙されてしまいます。
前回は10年間だったものが今回は永遠に魂を取らないという約束を交わしました。
それから寿命を迎えたジャックは天国に行こうとしますが、生きていた時のジャックの行いの悪さから天国へ行くことができず、地獄へと向かうことになりました。
しかし、地獄には魂を取らないと約束をした悪霊がいました。
その悪霊は「ジャックの魂は取らないと約束をしただろう」と言い、ジャックを地獄に入れませんでした。
死後、天国にも地獄にも行くことができなかったジャックは落ちていたカブをくり抜き、その中に悪魔から貰った地獄の日を入れていろいろな所をさ迷い歩くようになったのです。
これがかぼちゃのおばけの由来です。
この伝説からかぼちゃをくり抜いて作ったものを「ジャック・オ・ランタン」と呼ぶようになりました。
でもこの伝説をよく読んでみるとおかしな所があります。
そうです。
登場するのはかぼちゃではなくカブなんです!
なぜカブなのか、どうしてかぼちゃになったのか気になる人は↓の「ハロウィンのかぼちゃおばけのもともとの野菜は?」を読んでみましょう。
ハロウィンのかぼちゃおばけのもともとの野菜は?
【ランタンはもともとカブだった】
ジャック・オ・ランタンの伝説を読んでも分かるように、ジャック・オ・ランタンのもともとの野菜はカブでした。
なぜカブからかぼちゃへと変わってしまったのかというと、ハロウィンがアメリカに伝わった時、アメリカではかぼちゃの生産が盛んでした。
カブよりも親しみがあるためかぼちゃへと変化してそのまま日本にも伝わるようになったのです。
そんな理由!?と思ってしまうかもしれませんが、そんな理由なんです。
現在ではかぼちゃのジャック・オ・ランタンの方が見慣れていますし雰囲気もあるので好きな人も多いのではないでしょうか?
カブのジャック・オ・ランタンも見てみたいという人はこの機会にかぼちゃとカブのジャック・オ・ランタンを作ってみるといいかもしれません。
まとめ
かぼちゃのジャック・オ・ランタンの意味や由来、そしてもともとの野菜は何だったのかを知ると、ハロウィンがさらに楽しくなってくるかと思います。
雰囲気だけで楽しむのも良いですが、意味を知っていると楽しみ方も変わってきたりしますよね。
ハロウィンを全力で楽しみたいと思っているのであれば、他にも気になることを一緒に調べてみるといいかもしれませんよ。