ものもらいの原因は下まぶたや上まぶたの場合 ストレスや食事なの?
見た目にも大きく変化が現れるものもらいはそこにあるだけで不快だと感じてしまいます。
痒かったり違和感があったり時には痛みを感じたりするので一刻も早く治したいところですが、そもそもこのものもらいができる原因ってなんなのか知っていますか?
原因が分かれば少しだけでもものもらいができてしまう機会を減らせると思うので、参考程度に見てみてください。
下まぶたや上まぶたにできるものもらいの原因ってなに?
ものもらいは上まぶただけではなく、下まぶたにもできることがある病気です。
どちらもものもらいであることに変わりはないのですが、原因は1つというわけではないのでどちらなのかをきちんと判断していく必要があります。
【雑菌が原因の麦粒腫】
麦粒腫の大きな原因は黄色ブドウ球菌と呼ばれる雑菌です。
黄色ブドウ球菌がまつ毛の根元部分やマイボーム腺という所に入り込み感染することで赤くなったり腫れたりするようになります。
つまり、麦粒腫は黄色ブドウ球菌が原因起こるものもらいということになりますね。
【脂成分が詰まることが原因の霰粒腫】
麦粒腫は雑菌が原因でしたが、霰粒腫は菌ではありません。
霰粒腫は瞼にある脂を出す腺の部分に脂成分が詰まってしまうことで起こります。
詰まると炎症を引き起こし、腫れたりしてしまうのです。
なので、霰粒腫は脂成分が詰まることが原因というわけですね。
こうしてみてみると同じだと思っていたものもらいにも違いがあることが分かります。
種類によって対処法も変わってくるのでどちらなのかを見極めていかないといけません。
ストレスが原因でものもらいができることってある?
ものもらいの原因が雑菌や詰まりであるならストレスは関係ないと思ってしまいますが、実は違うんです。
ストレスが原因でものもらいが出来やすい状態になってしまう可能性があるので決して油断してはいけませんよ!
【ストレスは免疫力・抵抗力を低下させる】
適度に感じるストレスは健康に良いなんて言われていたりしますが、大きなストレスを感じていたり疲れていたりすると逆効果です。
ストレスなどが溜まっている状態の体は免疫力や抵抗力といったものが低下してしまっています。
その状態が続くと細菌が入り込んでも対処できなくてそのまま感染してしまうことが多くなるのです。
これはものもらいだけではなくいろいろな病気でもそうです。
いつもななんてことない状態でも大きなストレスを感じていたりするとものもらいができやすくなってしまうので注意しないといけません。
ストレスは上手に発散するようにしたり免疫力を回復させるために睡眠をしっかりと取るようにしてみてくださいね。
食べ物が原因でものもらいになることってある?
特定の食べ物が原因でものもらいになりやすくなるというものはありません。
ですが、間接的にそういう状態になってしまう食事の仕方があるので、そんな状況を作り出さないようにこれから注意していくようにしましょう。
【食事の乱れはいろいろな病気の原因にもなる】
最近では高カロリーなものばかりを食べていたりバランスの取れていないような食事を摂ることが多い人がたくさんいます。
好きな物を食べるというのは大切なことですが、バランスが取れていないと栄養が偏ってしまいます。
また、食べ物の中には免疫力を高めてくれるようなものもあるので、こういったものを普段からバランスよく食べるようにしてみてください。
普段からバランスの良い食事を心がけるようにすれば自然と健康的な体に近づけますし、免疫力も高めることができるようになります。
ただ、体に良いからといって食べ過ぎてしまうと逆効果になったりすることもあるので、食べる量はほどほどにしてくださいね。
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黄色ブドウ球菌が原因の麦粒腫にならないようにするためには免疫力、そして抵抗力を低下させないようにすることが大切です。
とは言っても免疫力などが高ければ絶対にものもらいにならないというわけではないので注意してください。
少しでもできにくくするために必要な事、大切なことですし、健康的な体を作るのにも必要だったりするのでよく覚えておくようにするといいかもしれません。