子猫の育て方で生後1 ヶ月 ミルクを飲まない時や目やにの取り方は?
2016/09/02
子猫を初めて飼う時ってどんなことをしたらいいのか分からなかったりしますよね。
元気にすくすく育ってほしいとは思うけれど、こんな飼い方で大丈夫なのだろうかと不安になることが多いはずです。
ですが、そこまで難しいことはありませんので、今だけしか見ることのできない子猫との生活を思いっきり楽しみながらチャレンジしていくようにしましょう。
生後1ヶ月頃までの子猫の育て方ってどうしたらいいの?
母猫がいるのであればある程度のお世話はしてくれるかと思いますが、いない場合は飼い主がきちんと母猫に変わってお世話をしなければなりません。
【気温の変化に注意】
その季節によって気温は大きく変化していきます。
人間もそうかもしれませんが、子猫は気温に影響されることが良くあるので十分注意してあげてください。
特に寒い時期は最悪の場合死んでしまうこともあります。
ですので、寒くなり過ぎないようにいつも一定の温度を保ってあげるようにします。
寒い時期であれば暖房を使って部屋全体を温かくしたり毛布や毛の長いフリースなどを使って子猫用のベッドを作るのもいいですね。
夏は通気性の良いカゴなどにタオルを敷いてあげるといいでしょう。
素材は猫の好みがあるのでいろんなもので試してみてください。
最近では猫などにも使える暖房器具があります。
ただ、暖房器具は使い方によっては子猫を危険にさらすことにもなりますし、あまり好きではない子もいるので、その子に合わせた使い方をするといいですよ。
【トイレのお手伝い】
自力でトイレができるようになるまでは飼い主が適度に肛門や陰部を刺激して排出のお手伝いをしてあげます。
この時に色やにおい、形もチェックしておくと良いでしょう。
また、生後1ヶ月くらいの時に検便をして寄生虫の有無や細菌のバランスなどを検査してもらってくださいね。
子猫がミルクを飲まない時はどうすればいい?
【ミルクはうつ伏せの状態で飲ませる】
人間の赤ちゃんの場合は仰向けで飲ませます。
なので、それと同じようにしてしまうかと思いますが、子猫に与える場合は逆の方が良いです。
子猫が母猫のミルクを飲む時はうつ伏せになっていますよね。
ですので飼い主が与える時もうつぶせの状態にして、床に手をつかせたり飼い主の膝の上、もしくは手を支えた状態で飲ませてあげるようにしましょう。
こうすることで飲んでくれたりします。
【弱い力でも吸える哺乳瓶やスポイトを使う】
ペット専門店に行ってみると猫用の哺乳瓶が売られていたりします。
こういったものなら弱い力でもきちんと飲むことができますよ。
また、注射器のような形になっているスポイトもあるのでそれを使って与えてみるのも良いですね。
慣れれば一人で飲んでくれたりすることもあるようなので、根気強く試すことが大切です。
また、ミルクは猫用のミルクがあるのでそれを与えるようにしてください。
【それでも飲んでくれない時は病院へ】
何をしても何度試しても飲んでくれない時は体調不良である可能性もあります。
子猫は体温調節が上手くできないので部屋の温度が適切ではないと簡単に体調を崩してしまうので、おかしいとおもったらすぐに動物病院へ連れていってくださいね。
子猫の目やにの取り方って?
目やにに気付いたら取ってあげたいですが、目の周りなのでちょっと怖かったりしますよね。
でもそのまま放置するのも良くないので頑張って綺麗にしてあげましょう。
■準備するもの
・ガーゼ、またはコットン
・ぬるま湯
■目やにのとり方
まずは子猫を抱き上げリラックスさせます。
その後にぬるま湯で湿らせたガーゼ、またはコットンを目頭から目尻の方へと拭いていきます。
ガーゼなどは人差し指に被せるようにして、拭き取る時は子猫の顎を軽く押さえて固定してあげると良いですよ。
残ってしまった場合は再度優しく拭き取ってあげてくださいね。
■注意点!
目やにを取る時に人間用のウェットティッシュを使うのはやめてください。
ウェットティッシュにはアルコールが入っているので成猫はもちろん子猫にも強い刺激になります。
最悪の場合失明してしまう恐れもあるので使ってはいけません。
また、子猫が嫌がる素振りを見せたら一時中断して子猫をリラックスさせてあげるようにしましょう。
横着したり焦ってしまうのは良くないので、きちんと綺麗にして日々、元気に楽しく過ごせるようにしてみてください。