しゃくれあごを治す方法 原因と自力での治し方は?改善策と治療法
顔の悩みを持つ人はたくさんいます。
例えばしゃくれあごです。
しゃくれあごって見た目がかなり変わってくるので気になってしまいますよね。
どうにかしたいなら手術をするしかないと思っているかもしれませんが、場合によっては普段の生活の仕方を治すだけでしゃくれあごが改善することもあるので飽きらずにその方法を実践してみはいかがでしょうか?
しゃくれあごを治す方法って何があるの?
しゃくれあごを治すには自力で治す方法と歯科医院で治す方法などがあります。
歯科医院で治す場合はいくつかの方法があるので参考にしてみてください。
①歯列矯正
噛み合わせが悪く受け口になっている場合は歯列矯正によって治すことができます。
受け口というのはしゃくれとは少しだけ状態が違います。
しゃくれは顎の骨が原因になっていますが、受け口の場合は上の歯より下の歯の方が前に出てしまっています。
こういった場合は歯にワイヤーを取り付けて正常な噛み合わせにしていくことでしゃくれあごのような状態を改善できます。
ただ、時間がかかるので根気が必要ですよ。
②下あごの骨を削る手術
下あごが出ている場合は骨を切って移動させる手術が行われます。
期間は1年~3年程度かかり、入院したり普段と同じ食事をするまでに時間がかかったりするので、よく話し合ったりゆっくり考えながら決めていく必要があります。
また、この手術には保険が適用されます。
手術になるとかなり大掛かりになますしリスクなどもあるので不安な事、疑問に思っていることは全て聞くようにすることが大切です。
しゃくれあごになる原因ってなに?
しゃくれあごは生まれつきだからそもそもの原因なんてないと思っていませんか?
しかし、しゃくれあごは必ずしも生まれつきによるものとは限りません。
小さい頃からの習慣だったり何かやっていたことが原因であごが変形することがあるので、昔はこんなんじゃなかったという場合は昔からの習慣や癖などが原因になっている可能性があります。
【しゃくれあごの原因はあごの関節】
しゃくれあごの原因の一つとされているのがあごの関節です。
普段は気にすることがありませんが、あごがしゃくれた状態の時にあごの関節が固まってしまうと元の位置に戻らず前に飛び出すような形になってしまいます。
この状態は一度で起こるものではなく日々の積み重ねでだんだん固まってしまうのだそうです。
普段からよく歯を食いしばっていたり顎の下に手を置いて頬杖をつくことが多かったり、片側の歯で噛むことが多いなどいろいろなことが原因で癖がつき、そのまま固まるのです。
なので必ずしも下あごの骨が異常に前に出ているというわけではありません。
日々の習慣が原因でしゃくれあごになってしまっている可能性もあるので、心当たりのある方はこれから紹介する方法を実践して少しでもしゃくれた状態から改善できるようにしていきましょう。
自力でしゃくれを改善する治し方ってどんな方法?
自分の力でしゃくれを改善したいなら以下の方法を試してみてください。
■頬杖をやめる
頬杖って楽ですよね。
テレビを見る時などについついやってしまいがちですが、これが原因でしゃくれることがあるので癖になっているのであれば意識的に改善していくようにしましょう。
■片側の歯だけで食べないようにする
片側の歯だけで食べるような癖を付けているとあごの筋肉が偏ってしまいます。
バランスよくするためにもしっかり両側の歯を使って食べるようにしていってください。
■歯を食いしばらないようにする
癖で歯を食いしばることが多いとそれが原因で筋肉が固まってしまうようになります。
ですので、最初は大変ですが歯を食いしばらないように意識しながら生活をするようにしてみましょう。
意識しないと忘れてしまうものばかりですが、こういったことを治せればしゃくれた状態から抜け出せる可能性があるので是非やってみてください。
この他にも横向きやうつ伏せで寝ているのであれば仰向けで寝るように心がけたり、寝ている時に歯ぎしりをしてしまうのであればマウスピースを作ってもらうという方法もあります。
ついやってしまっているな、と思うものがあるのであれば今日からでも実践してみるといいかもしれませんよ。