猫の抜け毛の時期に対策方法や掃除はどうする?病気が原因で抜ける?
2016/07/30
猫を実際に飼ってみないとわからないことってたくさんありますよね。
例えば抜け毛です。
犬にも換毛期がありますが猫にも年に2回程度換毛期があるのでその時期になるといつもより抜け毛が多くなります。
ただ、飼育する環境などによっても変わってきますしもしかしたら病気である可能性もあるので、少し変だなと思ったら猫の様子などを注意深く観察するようにしてみてください。
猫の抜け毛の時期っていつ頃?
【毛が生え変わるのは春過ぎと秋の2回】
換毛期と呼ばれる毛が生え変わる時期は猫だと春過ぎに1回、秋頃に1回の計2回あります。
何故この時期に生え変わるのかというと、その季節に対応した毛にするためと言われています。
夏になると気温が高くなるため短めの毛になり、秋冬は逆に気温が低くなるので防寒の為に夏よりも長めの毛が生えてくるようになります。
その季節に合った毛に生え変わることによって暑さや寒さから体を守っているんですね。
【完全室内飼いの場合は一年中抜ける】
完全室内飼いの猫の場合は部屋の中にいるため気温差というものがあまりなくなってきます。
そうなるとその季節に合った毛に生え変わる必要が無くなるため1年中毛が生え変わるようになるのだそうです。
なので、季節関係なく毛が抜けている場合は完全室内飼いだからかもしれません。
【成長サイクルの関係で抜けていることもある】
人間もある程度の周期で髪の毛が抜けて新しい毛が生えてきますよね。
猫にもこのサイクルがあるため、必要なくなった毛が自然と抜け落ちていることがあります。
これは換毛期に関係なく現れるものなので1年中それなりに抜けます。
猫の抜け毛対策はどうしたらいい?
どんなに頑張っても猫の毛が抜けてしまうのは仕方がありません。
それでもどうにかしたいと思っているのであれば以下の対策法を試してみてください。
そこまで難しい方法ではないのですぐにでも実践できますよ。
【ブラッシング】
短毛種であれば週に2~3回程度、長毛種であれば毎日2回行うのがいいでしょう。
長毛種の場合、放っておくと毛玉になってしまうことがあります。
そうなるとブラッシングが大変になってしまいますし、猫にとっても辛いものになってしまうのできちんとブラッシングをして綺麗な状態を保つようにしてください。
ブラッシングで毛玉を解くことができない場合はハサミで切る必要があります。
猫が嫌がる場合は無理にブラッシングしなくていいです。
嫌がった場合はまた別の方法を試してみてください。
【ファーミネーターやフーリー】
ファーミネーターもフーリーも猫の抜け毛を取るためのアイテムです。
撫でるように毛を梳かすだけで簡単に抜け毛を取ることができます。
ただ、商品によって5,000円以上するものもあれば1000円台で買える物もあるなど値段に差があるので、まずは安いものから試してみた方がいいかもしれません。
もし嫌がらないようであればこういったアイテムを使って抜け毛を取ってあげるといいですよ。
猫の抜け毛掃除に便利なグッズって?
フローリングであれば掃除もしやすいですが、絨毯やラグの場合は掃除機を使っても全て綺麗に取れるわけではありません。
掃除機に猫の毛が絡まってしまうこともあるので、そんな時は便利なグッズを使ってみましょう。
【コロコロやクイックルワイパー】
粘着シートになっているコロコロを使えばフローリングはもちろんラグなどに付いた猫の毛もしっかり取ることができます。
クイックルワイパーの場合、乾いているものと濡れている物の2種類あるので掃除機を使う前にこれを使ってある程度猫の毛を取り除いておくと掃除が楽になります。
壁や天井などに付いた猫の毛も簡単に取れるので買っておくと便利です。
ただ、コロコロの場合は猫の毛だけではなく絨毯などの毛も一緒に取ってしまうことがありますよね。
そんな時には↓がおすすめです。
【毛取りクリーナー】
毛取りクリーナーは粘着シートを使っていないので絨毯などが傷む心配がありません。
電気も使わないので猫を飼っている人にとってはありがたい存在になります。
病気で猫の抜け毛が多くなることってある?
猫の抜け毛がいつにも増して多い場合は病気を疑ってみてください。
必ずしも病気であるというわけではありませんが、抜け毛が多くなる病気もあるのでどんなものがあるのか覚えておくと良いでしょう。
【ノミやダニといった寄生虫】
ノミやダニといった寄生虫が原因になっている場合は皮膚炎を引き起こすことがあります。
かゆみが出ることもあり、同じ場所を何度も引っ掻くようになるため抜け毛が多くなるのです。
かゆみなどは無いものの大量のフケが出るものもあるのできちんとチェックするようにしてください。
【アレルギー】
人間と同様、猫にもアレルギー症状が現れることがあります。
アレルゲンが体の中に入ったり皮膚に付着することで皮膚炎を起こしたりかゆみを感じることがあります。
ノミなども原因になりますが食物アレルギーもあるので特定の物を食べた時に症状が出る場合はその食べ物を与えないようにしてください。
この他にもガンや日光皮膚炎などいろいろな病気があります。
抜け毛以外にも気になる症状がある場合はすぐに動物病院へ連れてくようにしましょう。