足の皮がむける原因や病気について かゆくないときの理由と対策は?
とくにこれまでと変わりない生活をしていたのに足の皮がむけるようになってしまった、どうして!?と悩んでいたりしませんか?
足の皮がむけるとイメージで「水虫か?」と思ってしまうことが多いですが、実は水虫以外にも足の皮がむけてしまう原因があるんです。
何が原因なのか少し調べてみましょう。
足の皮がむける原因は水虫だけじゃない?
足の皮がむける原因の一つが水虫です。
水虫は趾間型という指の間にできるタイプのものだったりひび割れや皮がむけたりする角質増殖型、爪に感染する爪白癬などがあります。
同じ水虫でも症状などによって名称が変わりますし治療の仕方も変わってきます。
多くの人がこれらの水虫に悩まされているためどうしても「足の皮がむける=水虫」と考えがちですが、これ以外にも原因はあります。
◆水虫以外の原因
例えば角質が乾燥してしまっていることが原因で皮がむけたり、角質が生まれ変わる時にむけているだけという場合もあります。
乾燥すると角質は厚くなります。
この状態をそのまま放置していると皮膚がかたくなりしまいにはひび割れを起こします。
これで済めばまだいいですが、さらに酷くなると出血することもあるので乾燥しないようにしないといけません。
また、足の裏の皮も他の肌と同じように定期的に新しく生まれ変わります。
ただ、足の裏は全体重を支えているため角質が他の部分よりも厚くなっています。
なので、この角質が古くなると皮が白くなったりむけたりしてしまうのです。
こういった症状であれば乾燥に気を付けて清潔に保つだけでも十分です。
しかし、中には病気が原因になっていることもあるので気を付けてくださいね。
足の皮がむける病気ってどんな病気?
水虫以外にも足の皮がむけてしまう病気というのがいくつかあります。
中には大人だけではなく子供に見られる症状もあるので気を付けましょう。
【汗疱】
通常は汗を掻いた時は体の外に出てきますよね。
しかし、何らかの原因で上手く体の外に汗を出すことができず、皮膚の中に汗が溜まり水泡ができてしまいます。
これが汗疱という病気です。
汗疱は誰かに感染することはありませんし自然になることもありますが、かゆみや痛みといった症状が現れることもあるため水虫と勘違いする人もいるようです。
酷くなると湿疹のようなものができたりするのでどんどん悪化しているようでしたら早めに病院へ行くようにしましょう。
【多汗症】
足に多汗症の症状があると大量の汗で皮膚がふやけてしまいます。
ふやけた皮膚は負担よりも弱くなっているため角質が傷付いてしまうことがあります。
すると足の皮がむけるようになるのです。
多汗症の場合も水虫とは関係が無いので毎日きちんとケアしてあげることで改善できます。
もちろん感染などの恐れもないのでそこまで不安に思うことも心配になることもありませんよ。
足の皮がむけるけどかゆくないのはどうして?
◆古くなった角質や乾燥が原因
足の皮はポロポロむけたりするけれどかゆみは無い、という場合はそこまで心配する必要はありません。
かゆみが無い場合は単に古くなった角質がポロポロむけてしまっているだけだったり乾燥が原因で皮がむけてしまっていることが多いです。
古くなった角質や乾燥が原因でむけているだけなのであれば毎日きちんと角質ケアをしたりするだけで綺麗な足になりますよ。
◆角質ケアにピーリングや軽石
そこまで厚くなっていないのであればピーリングをしてみてください。
足の裏だけではなく爪周りなどもやることによって綺麗な足になりますよ。
もし厚くなってしまっているのであれば軽石やヤスリといったものを使うと綺麗な状態にすることができます。
◆乾燥には保湿
乾燥が原因で皮がむけたりひび割れしているのであれば毎日綺麗に洗った後に保湿をすることを心がけてください。
綺麗に洗う、そして保湿をする。
たったこれだけですが、乾燥が原因になっている場合はこれだけでも改善されたりします。
まとめ
足の裏の症状は水虫だと思いがちですが、意外と水虫以外の原因がありました。
新陳代謝が良くなったことで足の皮がむけたりすることもあるので、皮がむけたからといってすぐに水虫を疑うのではなく別の原因も疑っているといいかもしれませんよ。