クラゲに刺された時の対処法や症状は? 刺されない方法などを紹介
海水浴に行くと意外と出くわすことが多いのがクラゲです。
最近ではペットとして飼う人も多くなってきましたが、見た目がかわいいからと言って無暗に触ってしまうと大変なことになるので注意してください。
万が一海水浴に行った時などに刺されてしまった場合は焦らずしっかりと対処していくことが大切です。
クラゲに刺された時の対処法は?
クラゲの見た目はとっても可愛いですが、種類によっては猛毒を持つクラゲもいるので油断してはいけません。
【クラゲに刺されたらまずは深呼吸】
クラゲに刺されると痛みなどでショックを受けることが多く、その場に留まってしまうことがあります。
また、痛みでパニックを起こしてしまうこともあるので、まずは大きく深呼吸をして自分自身を落ち着かせるようにしてください。
【落ち着いたらその場から離れる】
クラゲが近くにいるのにその場に留まるのはよくありません。
落ち着いたらできるだけその場から離れるようにしてくださいね。
【手袋をしてからピンセットで触手を取り除く】
焦っていると素手で触手を払いのけようとしますが、素手で触るとさらに状況が悪くなる場合があるので必ず手袋をしてピンセットなどで丁寧に取り除きます。
触手が残っているとさらに悪化するので残さないようにしてください。
【傷口を洗う時は海水で】
水道水で傷口を洗おうとすることもありますが、真水だと浸透圧の関係で体内に毒素が回ってしまいます。
ですので、洗うのであれば海水でよく洗い、その後に消毒薬などを塗るようにしましょう。
症状があまりにもひどい場合はすぐに病院に行くか救急車を呼ぶようにしてください。
クラゲに刺された時にあらわれる症状ってどんなもの?
クラゲに毒があると言われてもその毒がどんな症状を引き起こすのか分からなかったらちょっと油断してしまう人もいるんじゃないでしょうか?
【毒性の弱いクラゲに刺された時の症状】
・やけどのような痛み
・ピリピリした痛み
・みみず腫れ/水泡
・炎症
毒性の弱いクラゲであればこういった局部的な症状だけになります。
病院に行かなくても自宅で治療するだけで治すことができます。
問題なのは毒性の強いクラゲに刺された時です。
【毒性の強いクラゲに刺された時の症状】
・激痛
・頭痛
・吐き気
・倦怠感
・ショック状態に陥る
・けいれん
・呼吸困難
激痛とありますがこれは感電したかと思ってしまうようなかなりの痛みが走るようになります。
この激痛が原因でショック状態になってしまうことがあるので注意しないといけません。
また、この他にも最悪の場合死亡してしまうケースもあるのでたかがクラゲだと油断しないようにしてください。
こういった症状が現れた時はすぐに病院に連れていってもらう、もしくは救急車を呼んでもらうようにしましょう。
クラゲに刺されない方法ってあるの?
どこの海水浴場にもクラゲはいるものですが場所によってはある程度対策してくれている所もあります。
また、自分自身でクラゲに刺されないようにする方法もあるので少し気を付けてみてください。
【網が張れている海水浴場に行く】
場所によってはしっかり網が張られている所があります。
こういった所であれば他の海水浴場よりも安心して海に入ることができるので少し気にしてみるといいでしょう。
【肌を隠す】
どうせ海に行くなら可愛い水着を着たいところですが、肌が見えているとその分クラゲに刺される可能性が高くなります。
どうしてもクラゲが気になるのであれば肌の露出を少なくするような水着を着た方が安心できると思いますよ。
【クラゲよけローションを塗る】
クラゲよけローションの効果はそこまで高い効果を期待できるかと言われたらそうでもないかもしれません。
塗っていても刺されることはありますし、対応できないクラゲがいた場合は意味がありません。
しかし、効果があったという人も多くいるので念のために塗っておくと良いでしょう。
ローションを塗る時は海に入る20分~30分前に塗っておき、ケチらないことが大切です。
ローションを塗ってしっかり乾いた後に入るようにしたり、どんなクラゲに効果があるのかなどをきちんと確認しておくようにしてくださいね。