爪の水虫の症状や市販薬で効果のある塗り薬での治し方とは?
一般的な水虫は足の裏や指の間の皮が剥けてしまったりかゆみが出てしまったりしますよね。
時には水ぶくれなどが出来たりすることもありますが、この他にも水虫というのはあります。
それは「爪水虫」です。
爪水虫は治すのに時間がかかってしまったりするので十分注意しないといけません。
爪水虫ってどんな症状があらわれる?
爪水虫になると足水虫よりも治るのが遅くなってしまうと言われています。
人によって治る時間には差があるので完治するまで根気よく治療しないといけません。
大変な思いをしないためにもどんな症状があるのかなどを見ていち早く気づけるようにしておきましょう。
◆爪水虫の症状
・爪が濁っている
・爪が厚くなる
・爪の表面に筋のようなものができる
・爪の表面がボロボロになる
・爪の周りに炎症ができている
・爪が変形している
炎症は初期症状の場合なら痛みはありませんが、ある程度進行してしまうと痛みが出てしまうので早めに対処しないといけません。
爪水虫は全ての爪が感染するのではなく親指が感染してしまうことが多いようです。
なので、親指の爪だけ他とは違っていたり違和感を覚えたりした場合は念のために皮膚科に行って詳しく調べてもらうといいでしょう。
爪水虫は市販薬で治すことはできる?
市販薬の中には水虫のための薬もあります。
その数はいろいろあり効果が期待できるような商品もありますが、爪水虫にも効果があるとは言えません。
【市販薬で爪水虫は治すのは難しい】
爪水虫は爪に白癬菌が感染してしまう病気です。
爪も分厚くなるため市販の塗り薬を塗っても浸透しません。
感染したばかりであれば効果もあるかもしれませんが、ある程度進行している場合は爪の表面だけに塗っても期待しているような効果はあらわれないことが多いようですね。
お金ばかりがかかってしまって一向に治らない状態になってしまうこともあるので、爪水虫になってしまったのであれば素直に皮膚科に行って自分に合った薬を使って治していくようにしましょう。
爪水虫は塗り薬だと治らない?
爪水虫に使われる薬は飲み薬が多いです。
病院で処方される飲み薬には種類があり、服用方法などに違いがあるのでよく相談して決める必要があります。
【塗り薬だけだと完治できない】
爪水虫は爪に感染することで起こる病気です。
菌は表面にいるのではなく爪の奥に感染します。
なので完治させたいのであれば爪の奥にまで感染した菌もしっかりと取り除いていく必要があります。
しかし塗り薬は表面には効果があったとしても浸透はしないので奥の菌まで取り除くことはできません。
多少の効果はあったとしても完治することは無いので塗り薬だけではなく飲み薬も使った方が効果は高まります。
早い段階で気が付くことができれば症状が酷くなる前に完治できるようになるので、おかしいと思ったらすぐに皮膚科に行くようにした方がいいですよ。
爪水虫の治し方って?
爪水虫の治し方は上で書いたように飲み薬を使って治していきます。
爪水虫用の薬は市販薬には無いので病院で処方してもらう必要があります。
薬を服用すると足水虫や爪水虫の原因である白癬菌を死滅させることができるようになるのですが、数日から数週間で完治することはありません。
6ヶ月くらいかかることもありますしそれ以上になる場合もあります。
何故なら新しく伸びてきた爪が爪先まで伸びるまで治療を続けないといけないからです。
飲み薬は毎日飲み続けるタイプのものと服用する期間と服用しない期間を繰り返していくタイプの方法があります。
繰り返していくタイプの場合は副作用を抑えることもできるので副作用が心配であれば相談しながら決めていくようにするといいですよ。
【塗り薬を使う時は】
塗り薬を使って少しでも改善していきたいのであれば水虫によってボロボロになってしまった部分などの爪を爪やすりで綺麗に削り、若い爪の部分に塗り薬を塗るという方法もあります。
毎日忘れないようにしっかりと薬を塗っていかないといけないので注意してください。
爪やすりで削るのが面倒だからと言ってそのまま爪の表面に塗っても効果は期待できないのできちんと削ってから塗りこむようにしましょう。